独立系書店さんに同人誌を置いてもらえることに
文学フリマが終わりました。
きてくださったみなさまありがとう! 「noteを読んでいます」という方がけっこういらっしゃって、こんな方々が読んでくださっているのだなあと実感した一日になりました。
ひたすら同人誌を売り、買った一日でしたが、終わって帰ってみると、文学フリマについてさまざまな意見が出ていて、色々考えてしまいました。まだきちっとまとまっていないので、その話はまた別の日に。
さてさて、告知はしていなかったのですが「急な売れに備える作家のためのサバイバル読本」と「キーボードなんて何でもいいと思ってた」を置いてくださっている書店さんが現在のところ二軒あります。
蟹ブックス
様々なお店で書店員をされてきた花田菜々子さんが開かれたお店です。
花田さんといえば『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』の著者としても有名ですよね。
この蟹ブックスさんでphaさんが店番をしているのです。phaさんは「日本一有名なニート」として有名な方。最近では『パーティーが終わって、中年が始まる』がXでバズっていました。
タイトルをみて「いい本に違いない」と感じた私が読んで「やっぱりいい本だ!」とさわいでいたところからなんとなくphaさんと回路が通じるようになりました。そして、急売れ本やキーボード本を発注したいというご連絡をいただいたのでした。
通販でも扱っていただいていますが、『急な売れに備える作家のためのサバイバル読本』は早くも完売したとのご連絡を受けて、先日追加納品してきました。(こちらか買えます↓)
蟹ブックスさん、出版社が刊行する本と、個人が刊行する自主制作本とが置いてあり、アート作品の展示もしていて、とても楽しい本屋さんです。納品に行くたびに爆買いしていまい、蟹ブックスさんに売ったお金を、蟹ブックスさんで散らす、ということを繰り返しています。
こころの本屋さん
東京の東長崎駅がもより、週末だけ開く本屋さん。
本業は編集者やライターをされている石川理恵さん。
文フリに『複業本屋』という同人誌で出展していた石川さんから発注いただいて、同じ東京にある本屋さんということもあって、直接納品に行ってきました。蟹ブックスのときもそうでしたが、どういうお店に置かれるのかみてみたいではないですか。
「こころの本屋さん」は住宅街のなかにあるお店で、店主の石川さんが暖かく迎えてくれて「もとは社宅だったらしくて」っていうところから話がはずみ、気づいたら友達のようにあがりこんでお話ししていました。普段は事務所としている使っているというお部屋に本がぎっしり。
ここらの本屋さんなので、心に関する本が多いです。
いいなあ、私も将来、子供を追い出したら書店をやってみたい。でも今の家は第一種低層住宅街なんですよね、という相談まで始めていました。帰るときには、東長崎のおいしいラーメン屋さんや、チョコレート屋さんや、焼き物屋さんを教えてもらって、回って帰りました。
なんかこう……行ったことのない街の本屋さんを訪ねて、そのまわりにあるお店も一緒に楽しんで、っていいですね。おもしろそうな書店さんを全部回っていくぞと決めて、休日の予定にしてみてもいいのかも。
ちなみにわたし、この日は「Google mapによるとうちから自転車で32分らしいぞ」と気づいて、「本は重いし、カゴに乗せていたら楽かも」自転車で行ってみたのです。しかし自転車で32分はかなり遠い! 往復18キロも走って、帰ってきたときは足がガクガクでした。石川さんにも「GoogleMapで32分はかなり遠いですよ!区を2つはまたいでるじゃないですか!」と驚かれました。
12月にしてはぽかぽかした気候で、川沿いを走ったり、大きな道路の自転車専用道路を走ったり、住宅街のなかを走ったり、落ち葉がハラハラと落ちてきたり、その途中に、そろばん塾のかんばんがいくつあるのかを数えたり、なんだかすごく楽しかったです。
同人誌の注文いつでもお待ちしています!