「対岸の家事」がKaboSコレクション2022で金賞をいただきました!
北陸を中心に展開されているブックストアチェーン勝木書店にて、毎年行われているコンクールがあります。それが「KaBoSコレクション」。
書店員さんがノミネートしてくださった文庫本の中から金賞が決まるのですが……なんと「KaBoSコレクション2022」の金賞に「対岸の家事」が選ばれました!
【KaBoSコレクション2022】
— SuperKaBoS敦賀店 (@sktsuruga) November 1, 2021
🏅金賞受賞作品の発表です!
『対岸の家事』朱野帰子著 講談社
名も終わりもない家事に向き合い、
それにくるしむ人たち。
そんな人の背中を押してくれる、
元気になれるハートフル群像劇☺️#KaBoSコレクション#本の日111 pic.twitter.com/AIl8urQfn4
とても嬉しいです。ありがとうございます……!
#KaBoSコレクション2022
— Super KaBoS 鯖江店 (@SKsabae) November 1, 2021
金賞受賞作品
#朱野帰子 さん
『#対岸の家事』
暗くて大きな穴を私も見たことがある。
過ぎてしまえば笑い話にできることも、その最中にいる時はただただ必死だった。
「私はなんとかなったから、あなたもきっと大丈夫だよ」とは言わない。抱えている事情は人によって違う。 pic.twitter.com/A8fP4tzsyU
大展開してくださっている!
こういう時って「ちゃんと売れているだろうか…」と心配になってしまうのですが、ちゃんと売れてるそうなのでよかった。
Instagramでもたまにエゴサーチしているのですが、図書館で借りた率が圧倒的に高いのが「対岸の家事」です。小さい子がいるうちは書店って行きにくいし(本を触ってしまうから)、自分のための本を選ぶ余裕もなくなるから(平台をチラッと見るくらいしかできない)、本との出会いって図書館になりがちよな、ということを考えたりしました。子供がお話し会で本を読んでもらっている間に、ちらっと大人のコーナーに行ってみたりするしかないんだよな……と。でもとても孤独で、誰とも話せなくて、最も本を必要としていたのもあの頃だった気がする。
でもこれくらい大展開してくださっていたら、自分のための時間が少ない主婦の人たちにも常に走っているワーキングファザー&マザーにも「あ、あんな本が出てるんだ」って届くかもしれません。街における書店の棚ってそんなメディアとしての役割をも担っていると思うのです。
とにかく嬉しかったです。ありがとうございました!