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母親のディスが強すぎて、ラッパーだった説が浮上した件。

ある日の昼下がり、呂布カルマさんのCMを見ていた時だった。

我々普通のおばさん属性の者が、呂布カルマさんを知ったのはこのCMがキッカケ!という方も多いのではなかろうか。

少なくとも私はそうで、そして私の母もそうだったらしい。
世代は違えどお互い

属性はババア

となった我々。ここは呂布カルマさんを布教せねばと思い、呂布カルマさんのYouTubeを見せまくるのだった。
というのも、話せば長くなるっつーか色々アレな感じで何も話せないのだが、

呂布カルマさんとは切っても切れぬ縁がある

と勝手に思っている私。
なんなら私と宇多田ヒカルさんよりも赤い糸で結ばれている感があるため、早速実の親に布教を開始。
CMは大体チェック済みだし、これは是非ともガチのラップバトルを聞いて欲しいと用意した動画がこちら。

ラッパーでも有名所の、梵頭さんとかSATORU氏なんかはあまりにコワモテすぎるので、親しみやすそうであるチコカリートさんの動画を。
ちなみに梵頭さんとSATORU氏は朝倉未来率いるプレイキングダウンにも出場しているため、気になる人を見て欲しい。
大丈夫、

普通に死ぬほど怖いけど

画面越しなら大丈夫だから。

ま、あくまて実母への呂布カルマさん布教なので、親しみやすさからチコさんを選んだわけですが、いきなり

ディスをぶちかます

のが私の実母。
初見のチコさんに対してですよ

キリンみたいな服着てるけど
中身はイボイノシシ

っていきなり

感想という名の純度高きディス

ぶちかますんですよ。
意味わからんし、イボイノシシというワードがツボで。年代と生き様を彷彿とさせるパワーワードですが、もはや

ラップというか動物園

なので、あたしゃ東京の

深夜動物園動画

でも見てんのかと思いましたよ。
彼女から見れば、ラッパーなんて生き物は、酒や大麻を嗜みつつ、独自のリズムに乗りながら様々な鳴き声でなくオスヒューマンみたいな感じなのか。知らんけど。

そんなわけでお次は今をときめくR指定さんと、呂布カルマさんの

10年前バトル

を見せたわけなんですが
お二人ともお姿変わらなくてスゴ!!!

まあそりゃあね。よく見れば肌ツヤが違いますけれども。
10年前のバトル動画をみて感じたのは、

お二方の超バチバチ感。

今とラップの質が違いますよね(R指定さんは引退しましたが)
この熱さとバチクソにやり合う感じ。
若くていいですね、と個人的には思ってしまう。ただ、いまの呂布カルマさんが醸し出す枯木感は好きですし、R指定さんは実は普通にかわいい顔立ちなのがズルいと思う。
そんなわけで呂布カルマさんが、娘さんが彼氏として連れてきたら絶対許せない気持ち、わかるよ。

このバトルに関しては、60代ラッパー実母もあまり吠えずに終了だったのだけど、バチバチのバトル中の少々汚すぎる言葉に動揺。
いいのいいの?こんなこと言っちゃっていいの?とオロオロしていたのだが、

どの口が言うとんの?

状態だったため、実の娘30代ドン引き。
イボイノシシ言うてた人がなんなんだ一体。
なんならSATORU氏のドレッドヘアですら、
何アレ、

頭にサボテン生えてるじゃん

と、ゴリッゴリにディスっていたため、もはや死に値する。そしてDOTAMAさんのことも、普通のオッサンじゃんとキチンと忘れずディス。
つーか、画面越しですらやばすぎるSATORU氏に即興でそこまで言えるのエグい。
もうステージ上がれよって思った。
それくらいにディスのポテンシャルだけはすごい気がする。

若者文化に触れさせたら、初老の母親がとんでもねぇポテンシャル発揮したと言う件でしたが、いかがでしたでしょうか?
今回布教のつもりで動画見せていましたが、相手プロでしたわ。もはや釈迦に説法。

今回は自分の母の強烈なディスっていうか

特殊語彙能力

に痺れたと言うお話しだったわけなんですが、ラップって何がすごいか?って言うとですね。音楽は基本的にビートが生演奏なんですよ。
大会の規模によって多少違うのでしょうけど、基本的にテープ流すだけとか、そんなのはなくて、全てDJさんがその場で色々やって演奏してます。またバトルによっては、ドラム、ギター、サックスなど、楽器の生演奏付きビートもあり、あーこれは

正真正銘音楽なんだな、

と理解しました。
やっぱり生音はいいですね。
それでラップだなんて、最高に贅沢というか。

というわけで、ラップ、ヒップホップ、音楽は楽しいという文章でした。
うちの母、無理やりラッパーデビューさせてみようかな笑

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