Kaeru_D_Han

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最近の記事

寄り道の思い出

中学生くらいの子が学校の帰り道だかに寄り道をして鮨をつまむ場面のある話が教科書に載っていたな、と思い出したのをそのまま妻の人に話すとどうやって調べたのかその話が収められた安岡章太郎の『慈雨』という短編集というかエッセー集をわざわざ探して買ってきてくれた。 冒頭の『幸福』という話がそれだったがその鮨の話自体は本筋とはあまり関係なく回想されるほんの一場面に過ぎなかったのだけど、鮨屋が横丁に出した屋台の店であった事や当時は中トロが特に高価なものではなかった事、それから最後に醤油のつ

    • 最近パイプがだんだん好きになってきた。最初は煙を吸い込める紙巻きタバコの方がやっぱいいなあって思ってたけどいつの間にか変わってた。

      • SPY×FAMILYは妖怪人間ベムを再構成したような作品だな。現代的でマイルドになっているとは思うけど基本的な構成は共通点が多い。

        • タマゴの焼き方、好きなパン

          おはようございます。 仕事の都合上とっても早起きなので、休みの日は遅起きな妻の人とのタイムラグが大きくていつもお腹すいたなあとか思いながら布団の中でうごうごしているのですけど、今朝はアメリカンダイナーの朝食(卵の焼き方とかパンの種類とかコマゴマと選べるやつ)の紹介番組を何年か前に観たのを思い出しながらぼんやりしてました。 といってもNHKアーカイブの振り返り番組だったので実際の放送は更にかなり前だったと思うのだけど、朝食でああいう注文の仕方ができるお店って日本ではあまり見かけ

        寄り道の思い出

        • 最近パイプがだんだん好きになってきた。最初は煙を吸い込める紙巻きタバコの方がやっぱいいなあって思ってたけどいつの間にか変わってた。

        • SPY×FAMILYは妖怪人間ベムを再構成したような作品だな。現代的でマイルドになっているとは思うけど基本的な構成は共通点が多い。

        • タマゴの焼き方、好きなパン

          獣のような新幹線運転士 青木の思い出

          千葉真一御大の訃報が流れた次の日電車内のディスプレイに流れるニュースに映ったのは若き日の彼の写真だった。最近の好々爺然とした温かみのある眼差しとは違ってギラついて熱の籠った目元や全身に漲る精力を感じさせるその写真を懐かしくは感じたけれど正直なところ当時の彼の事はさほど知らない。 かのJACの設立が1970年でその2年後に生まれた僕は全盛期の活躍に立ち会うことは殆ど無かったけれど、学生の頃に『パルプ・フィクション』の衝撃に晒されパンフレットや数々の解説記事を読み初めて千葉真一

          獣のような新幹線運転士 青木の思い出

          『白い砂のアクアトープ』7話。劇SHIROでは労働問題に対するPAの真摯な姿勢が見て取れて好感を持ってたんだけどこういういい加減な描き方をされるとちょっと冷めちゃうな。一般的には許容範囲なのかもしれないけどお仕事シリーズだからこそしっかり描いて欲しかった。

          『白い砂のアクアトープ』7話。劇SHIROでは労働問題に対するPAの真摯な姿勢が見て取れて好感を持ってたんだけどこういういい加減な描き方をされるとちょっと冷めちゃうな。一般的には許容範囲なのかもしれないけどお仕事シリーズだからこそしっかり描いて欲しかった。

          万引き家族 - また希林さんが好きになった

          まあホント今更ながら今更『万引き家族』を鑑賞。あちこちに馴染みのある風景が映る映画でそれだけで家族のアレコレが滲んでくる作品ではあったのだけれど是枝監督の視点と演者の力量の噛み合いが凄まじくてそちらに気を取られてしまうところもあり。そういう意味で『誰も知らない』や『歩いても 歩いても』、それから(引き合いに出すのが適切かはわからんけど)河瀬監督作品の方が好みではあるのだけどまあそんな事はどうでもいい、ただ映像作品としてなんの文句もないというかブッ飛ばされました。すんごいかった

          万引き家族 - また希林さんが好きになった