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【コラム】イベント「雪国 帰る市」を終えてみて

こんにちは!
「帰る旅研究会」メンバーのおっぎーです。

いつも帰る旅研究会のnoteを読んでいただき、誠にありがとうございます。

だいぶ時間が経過してしまいましたが、10月23日(日)南魚沼のryugonで、帰る旅プロジェクトの「雪国 帰る市」を運営リーダー的な役割で参加させてもらいました。

●「雪国 帰る市」について(告知時の記事)

帰る旅研究会メンバーが、SNSや新聞折込チラシ、南魚沼市報への掲載を依頼したり…当日までどのくらいの人たちが来てくれるだろう?と不安を感じながらも、開催日までできることを積み重ねてきました。当日の天気予報は直前まで雨予報でしたが、実際は夕方近くまで雨に降られず天気にも助けられました。
お陰様で予想以上に地元のお客様や旅行者の方々にご来場いただき、「次いつやるのですか?」など嬉しい声をいただき、南魚沼地域の方と一緒にイベントをさせてもらったことが貴重な経験でした。

それぞれのフェーズでどんなことをやってきたのだろうか?とこのイベントを振り返りたいと思います。

「雪国 帰る市」イベントができるまで

1,プロジェクト開始期

・オンラインミーティングを隔週で行い、どんなイベントが良いか?アイディア出しをやってました。そもそも「帰る旅」の「帰る」の意味合いとは?帰るであり還るでもある…など、テーマの掘り下げをワクワクしながら会話してました。
そしていくつか出てきたテーマから担当を決めて計画を作り始めました。

2,方針決定時期

・各計画をプロジェクトごとに分け、メンバーの得意なこと、やりたいことなどの視点を活かしながら計画をブラッシュアップしていきました。色々な考え方が混じって、どんどん内容が成長していく時期でした。

議論を重ねたオンラインミーティング

3,イベント直前期

・イベントの企画の一つ「ryugon食器市(のみの市)」のプロジェクトリーダーになり、実際に現地を訪れながら、倉庫に保管されていた食器などを確認したり、会場設営をどんな感じにするのかとか?スタッフの人員、配置、お客様の動線はどうするのか?、イベント実施するのに必要なものは何か?など当日のシミュレーションをしながら、本番に向けてメンバーで詰めていきました。

4,イベント本番

・告知は頑張ったけれど、実際本当に来てくれるのだろうか?と気になっておりましたが、当日は開始前から入場口へ30人くらいの行列が!また開始と同時にイベント会場内も人であふれて、こんなにいらっしゃるとは!と正直てんてこ舞い状態でした…(いらっしゃった皆さま、スムーズなオペレーションができず申し訳ありませんでした)。開始から30分程度で提供した品物はほぼ完売、倉庫から何回か追加補充するような嬉しい悲鳴を上げながら応対していました。自分は食器市のレジを担当していたのですが、少しオペレーションに余裕が出たところで、追加補充のたび再度訪れ購入されていたお客様に話を聞いたところ、「南魚沼で有名な旅館の龍言で使っていた食器類なので、凄く上品だし食事が楽しくなるから」と期待している想いを知り、なるほど!と実感できました。

あっという間に、お客様で溢れた会場
出しても出しても、すぐに売れてしまう…大人気だった食器類

5,イベント後

・イベント後は運営スタッフで打ち上げ兼慰労会をひっそり。飲みながら今日のイベントを振り返ったり、今回、首都圏在住でイベントのお手伝いに来てくれた2人のメンバーの感想などを聞かせてもらったりと、一緒に協働した一体感を感じさせてもらえる時間でした。
・後日、改めて振り返り会をオンラインで行い、よかった点やもう少し改善てきた点を各自意見交換して、プロジェクト開始からすると足掛け約10か月、本業がIT関連の自分にとっては観光業という違う業種のプロジェクトの一員として参加させてもらって、色々と学び、成長できた機会だったと思いました。少し具体的下記①~③で書いてみると、こんなところが自分自身で成長できたのではないかと思いました。

①始めた当初は誰も答えを持っていないけど、それぞれの視点が融合して、ディスカッションを通じて仲間と一緒に方向性を考えられたこと
②実現するためにアコーディオンのように繰り返し、大きな視点で見たり時には細かな視点で何度もチェックし、イベント開催に向けて最後まで努力する姿勢
③遊び心も入れた取り組み方

この日初めて会う人ももちろんいましたが、一緒に協働した後はもう他人じゃない感じでした!

今回は「雪国 帰る市」イベントを実現するまでのプロセスをだいぶ省略しているかもしれませんが、振り返りを兼ねて投稿させてもらいました。

また、9月に観光庁の取材を受けて、全国色々な場所で「帰る旅」を実践されている方が、いらっしゃると言う事も観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」のインスタグラムWebサイトが公開されたことによって知りました。
ぜひ、自分らしい「帰る場所」を探すためのきっかけになれば嬉しいですし、その選択肢の一つとして新潟県南魚沼市がなると嬉しいです!

南魚沼は、まもなくこんな景色に…

今回も読んでいただき、誠にありがとうございました。



<プロジェクトの概要>

●「帰る旅」とは?

・何度も、ある地域へ、ある場所へ通う旅・帰る旅、いらっしゃいませではなく、おかえり・ただいまで始まる旅
・旅先の人たちと一方通行の関係性ではなく、相思相愛の関係性を築くことで「帰る場所」ができ「帰る旅」となる。
・そのための場と関係性をつくる実験的なプロジェクトを、一般社団法人雪国観光圏がじゃらんリサーチセンター(株式会社リクルート)が協働で取り組んでいます。

●帰る旅公式サイト


<帰る旅プロジェクトの活動>

「帰る森(森の保護+価値創造)」「帰る農園ランチ(ワイナリーでお手伝い)」「雪国 帰る市(のみの市)」など、多様な切り口で活動中
どれも現在は数名の小さなプロジェクトです。それぞれ部活のようなイメージでしょうか。自分の興味ある活動に気楽に参加して、「帰る旅」を楽しむ人を現在募集しています。



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