素晴らしいルンバとブラーバ・愛する食洗機
ルンバ。
あったらいいだろうな。でもなくても何とかなるしな。な家電の代表、ルンバ。
だって面倒臭いとはいえ、掃除機がけって数分で終わるじゃない?とお考えの方も多いであろう。違う。ルンバはそういうものではない。
家の状態によっては、普通に掃除機かけた方が楽な場合もあるじゃない?とお考えの方もいるであろう。違う違う。ルンバはそういうものではない。
ルンバは、ルンバが働きやすいように家を見つめ直し、徹底的に床に物を置かない生活を作りあげ、何なら大規模な模様替えなども行い、部屋を(特に床を)いつでも綺麗にキープできる自分でいられるようにさせてくれる。それこそが一番のルンバの利点なのだ。
ぼーっと散らかす私たちを、徹底的に監視してくれる鬼教官、それがルンバ。
そしてブラーバ。
ルンバに鍛えられた私たちを、次なる高みへと導いてくれるのがブラーバ。
雑巾掛けこまめにする人とか都市伝説でしょ?と思っていた私のような人間にも、日々床がサラサラぴかぴかという素敵ライフをプレゼントしてくれる。
極め付けの食洗機。
最近建ったお家には当然のようについている食洗機であるけれど、賃貸や昔ながらのお家にはまだまだ設置されていない食洗機。手洗いすればいいじゃない、私お皿洗い嫌いじゃないよ、って人もいるであろう。だめ。好きでもあんな無駄な時間過ごしちゃだめ。人間は食べる。いつでも食べる。風邪ひいてても疲れてても手が荒れて痛くても、食べる。てか弱ってる時ほどお皿使わなきゃいけない食べ物を食べる。
しんどい時、「お皿とかお箸とかいっぱい使っちゃったけど、まあいいか。食洗機が洗ってくれるし。」と思うだけで、どんなに救われるか。食洗機は高くない。全く高くない。神様を数万円で買えると思って欲しい。そのありがたさに日々びっくりする。
そして望む。洗濯物干して取り込んで畳んでしまってくれる何かを。
欲望は果てしない。私に楽をくれる家電がもっと欲しい。楽をくれる家電のためならどんな苦労も厭わない。何なら命を捧げても構わない。どんなにこの世界に絶望しても、家電のことを考えると未来に希望が見えてくる。ほんと、そう想わない?