FLOWER FLOWER 聴いてほしい曲3選
前回の記事に書かなかったFLOWER FLOWERの好きな曲について。
どの曲も好きで選びきれないので、今の気分でおすすめ曲を3つ選んでみた。
①「浄化」
この曲、めちゃめちゃかっこいい。
どの辺がかっこいいかと聞かれれば、「全て」と語彙力のカケラも見せず答えてしまいそうだ。
特筆すべきはベース。とてつもないスラップを繰り出したり、かっこいいソロがあったり。実のところ、私はそこまでベースに詳しくもないのだが、それでも本能的にかっこいいと思わせるフレーズだ。
「1番好きなベースのフレーズは何ですか?」と誰かに聞かれたらこの曲のベースソロを答えようと思う。
もちろん、他の楽器も歌声もかっこいい。「全て」かっこいい。
どんな暗闇でも、嫌なこと傷ついたこと全部を浄化してくれそうな強さが、この曲にはある。
②「素晴らしい世界」
FLOWER FLOWERの中でも、かなり明るい曲だと思う。
かと言って、ギラギラしているわけでもなければ、明るさを押しつけているわけでもない。
ここで、サビの歌詞を引用する。
ah ah素晴らしい世界
ah ah息をしてるよ
ah ahあなたが笑えば
それだけで光が差すよ
この曲の好きな部分は、こういうところだ。
「この世界は素晴らしいものなのだ」ではなくて、
「あなたがいるだけでこの世界は素晴らしいものになる」という言い回しには、感動すら覚える。
基本的にこの世界を素晴らしいものとは思っていない私でも、あの人が笑っているだけでいいよな、なんて思える。
私が笑っているだけでもいいのかな、なんて自分のことを肯定してくれる気もする。
私たちが生きているのは、案外素晴らしい世界なのかもしれないと思わせてくれる曲。
③バイバイ
初っ端から胸を掴まれる。
この曲、音源だとイントロがよく分からない。リズムとかバラバラに感じるし、変拍子にも聴こえる。つまりは、私の知識では何をしているか分からないような表現なのだ。
その分からなさが妙にかっこいい。
自分の手に負えない表現をされると、神秘的というか、神々しさを感じてしまうのは私だけなのかもしれないが、このイントロにものすごく美しさを感じる。
また、曲の雰囲気も最高に好きだ。
静かな部分では寂しさやぶっきらぼうな感情を、激しい部分では強い意志を感じる。
どこか遠くへ行きたい気分。そんな感じ。
深夜の街をドライブしながら聴きたい。そのためだけに免許を取るのも良いかもな、と思ってしまう。
ちなみに、ライブ版は全然違ってまたかっこいいので、こちらも貼っておく。
FLOWER FLOWERに魅力を感じていただけたら、ぜひライブアルバムも通して聴いてみてほしい。飛ぶぞ。
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