コンバット その3
Ranged Attacks【レンジド・アタック】
レンジド・アタックには弓、ライフル、ピストル、大砲、火炎放射器、クロスボウ、ハープーンガン、迫撃砲、投げ槍などの武器による攻撃を含む。モデルはそのLoS上にいるすべてのターゲットに対してレンジド・アタックをおこなうことができる。
レンジド・アタックのターゲットがレンジド・ウェポンの最大射程距離(RNG)を超えている場合、その攻撃は自動的にミスすることを覚えておいてください(p.9の「RNG、射程距離」を参照)。
コンバット・アクションを使用して射撃武器で攻撃をおこなうモデルは、それぞれの射撃武器でその武器の発射速度(ROF)に等しい回数の初期攻撃をおこなう ことができる。一部のモデルはその活性化中に追加射撃攻撃をおこなうことができ る特殊ルールを有している。詳細についてはP18の「追加攻撃」を参照。
レンジド・アタック・ロール = 2d6 + RAT
Engaged Attacker【エンゲージされたアタッカー】
1体以上のエネミー・モデルにエンゲージ(p.23)されているモデルは、エンゲージしているエネミー・モデルを対象としたレンジド・アタックしかおこなえない。
さらに、エンゲージ中のモデルはエイムボーナス(p.12)を得ることができない。
Target in Melee【メレー中のターゲット】
ラージ・サイズ以下のイン・メレー・モデルはレンジド・アタックおよびアー ケイン・アタックに対して DEF+4を得る。エクストラ・ラージ・サイズとヒュージ・ベースモデルはメレー・アタック・ターゲットのDEF ボーナスを得ることはない。
Concealment and Cover【コンシールメントとカバー】
地形やスペル、その他の効果によって、射撃やアーケイン攻撃 をモデルにヒットさせることをより困難にすることがある。地形の特徴から 1 ̋以内にいるモデルは、地形の種類によっ て隠蔽ボーナスか援護ボーナスを、射撃やアーケイン攻撃に対する DEF に得ることができる。攻撃側の体積のどこかから、 対象の体積のどこかまで線を引くことができ、その線が地形特徴を通っ ている場合、その地形特徴は介在している。隠蔽ボーナスと援護ボーナスはそれ自体や互いに累積しないが、 モデルの DEF を変更する他の効果とは累積する。隠蔽や隠蔽の恩恵を受けるためには、その地形特徴から 1 ㌋以内に、攻撃側との間に少なくとも 1 本の直線が通っていなければならない。地形特徴とそれがどのように隠蔽や援護を提供するかにつ いての詳細は p.53 の「地形」を参照すること。
隠蔽を持つモデルは、攻撃側に対して隠蔽を与える地形 の 1̋以内にいることによって、または他の効果によって、 射程距離および秘術攻撃に対する防御力+2を得る。隠蔽はスプレー攻撃に対しては効果を与えない。隠蔽を与える地形の例としては低い垣根や茂みがある。
攻撃側に対して 1ⅿ以内にいる、または他の効果によって隠蔽を与 えられている隠蔽を有しているモデルは、射撃および秘術攻撃ロ ールに対して DEF を+4 する。援護は散布攻撃に対して利益を与えない。援護を与える地形の例としては、石壁、巨石、建物などがある。
巨大な地形にいるモデルは隠蔽やカバーによる DEF ボーナスを得られない。
Assault【アサルト】
突撃のアドバンテージを有している独立したモデルは、その活性 化中に突撃(P.13)に成功した場合、その突撃の一部として射撃 攻撃を 1 回おこなうことができる。突撃を有しているモデルはこの射撃攻撃を、そのモデルの 移動終了後戦闘アクションを始める前におこなう。この攻撃は突撃したモデルを 対象としなければならない。
ユニットの活性化中に突撃がおこなわれる場合、通常 移動の解決後そのユニットの戦闘アクションを始める前に突撃 が成功した場合、その戦闘アクションを放棄しなかった突撃アドバンテージ を有しているユニットの各トルーパーモデルは交戦中の敵軍モデル を目標に範囲攻撃を 1 回おこなうことができる。
突撃の範囲 攻撃を解決する場合、近接戦闘中ペナルティ(p.29)は無視す る。
Combined Melee Attacks【コンバインド・メレー・アタック】
いくつかのユニットのモデルは複合近接攻撃アドバンテージ を有している。戦闘アクションの解決時に、同じユニットに所属している、近接 攻撃複合アドバンテージを有している 2 人以上のトルーパーは、同じ ターゲットに対して近接攻撃を組み合わせることができる。混成近接攻撃に参加するためには、トルーパーは意図し ている目標に対して近接攻撃を宣言することができ、その近接 攻撃の範囲内に意図している目標が存在しなければならない。攻撃しているグループの中から 1 つのモデルを主攻撃手とし て選び、そのグループの近接攻撃ロールを 1 回おこなう。主攻撃側を含め、攻撃に参加している各モデルの攻撃 力とダメージロールに+1 する。地形が介入している場合のボーナスなど、攻撃ロールと ダメージロールに対する他のすべてのボーナスとペナルティ は主攻撃側を基準としている。
複合近接攻撃においては、実際に攻撃をおこなうのはプライマ リーアタッカーのみである。他の参加者は合体攻撃に貢献した攻撃を失う。チャージにおいて、近接格闘複合攻撃は、寄与された攻撃がすべてチャージ攻撃である場合にのみチャージとみなされる。チャージ以外の攻撃が寄与された場合、その合体攻撃はチャージ 攻撃ではない。
複合近接攻撃を有しているユニットは、前のモデルの戦闘ア クションが解決されるまでは 1 つのトルーパーの戦闘アクションを開 始することができないというルールを無視する。複合近接攻撃を有するユニットの近接攻撃は、複数の複合近接 攻撃を含め、どのようにでもまとめることができる。複数の近接攻撃が可能なトルーパーは、その近接攻撃 を資格のある目標に分け、複数の複合近接攻撃に参加することが できる。
Combined Ranged Attacks【コンバインド・レンジド・アタック】
いくつかのユニットのモデルは複合レンジアタックアドバ イスを有している。コンバットアクションを解決する際、同じユニットに所属して いる、複合レンジアタックアドバンテージを有している 2 人以 上のトルーパーは同じ目標に対して複合レンジアタックをおこなう ことができる。複合範囲攻撃に参加するためには、トルーパーは意図し ている目標に対して範囲攻撃を宣言することができ、かつその 範囲内にいなければならない。さらに、通常その目標に攻撃をおこなえば自動的にミ スとなるようなモデルは複合範囲攻撃に参加できない。攻撃しているグループの中で 1 つのモデルを主攻撃手として 選び、そのグループの範囲攻撃ロールを 1 回おこなう。その攻撃に参加している各モデル(主攻撃側を含む)の攻撃 力とダメージロールに+1 する。その攻撃におけ るボーナスとペナルティはすべて主攻撃を基準としている。
複合レンジ攻撃は、巨大な底面を持たない限り、近接戦闘中のモデルを 対象とすることはできない。複合レンジ攻撃は通常、近接戦闘中の巨大な基部を持つモデルを 対象とすることができる。
複合レンジ攻撃では、実際に攻撃を行うのは主攻撃者のみである。他の参加者は合体攻撃に貢献した攻撃を失う。
複合範囲攻撃を有しているユニットは、前のモデルの 戦闘アクションが解決されるまでは 1 つのトルーパーの戦闘ア クションを開始することができないというルールを無視する。複合レンジアタックを有しているユニットのレンジアタッ クは、複数の複合レンジアタックを含め、どのようにでもグループ化 することができる。
Area-of-Effect (AOE) Attacks【エリア・オブ・エフェクト・アタック】
効果範囲攻撃(または AOE 攻撃)とは、対象だけでなく他のモデルに も命中する可能性がある攻撃のことである。AOE を伴うレンジ攻撃は依然としてレンジ攻撃であり、 AOE を伴うアーケイン攻撃は依然としてアーケイン攻撃であり、 AOE を伴う近接攻撃は依然として近接攻撃である。AOE攻撃が直接対象に命中した場合、通常通りその対象に対して攻撃を解決する。さらに、AOE 攻撃がその目標に命中した場合、その目標に最も近 く、その攻撃の AOE 値に等しい数の追加的なモデルが、その攻撃の AOE 値に等しいインチ数以内にいる場合、その攻撃は命中し、その攻撃による爆発ダメージのロールを受ける。複数のモデルが対象から同じだけ離れている場合、どのモデルが爆風 ダメージを受けるかはそのモデル間で無作為に決定する。AOE 攻撃はそのスタッツプロファイルの下に記載されている 2 つの POW を持つ。“/”の前の数値は目標モデルに対する直撃の POW である。“/”の後の数値はその攻撃の爆風ダメージの POW である。
AOE 攻撃がその目標をはずし、その目標がその攻撃の RNG の範囲内 にあった場合、その目標は攻撃を受けたが直撃はしておらず、爆風 ダメージを受ける。
Spray Attacks【スプレー・アタック】
スプレー攻撃は破壊的な短距離攻撃であり、複数のモデルに命中 する能力を持つ。スプレー攻撃は通常のすべての目標ルールに従う。
スプレー攻撃をおこなう場合、そのスプレーの全範囲を、 対象モデルの基本を中心として測定する。この線が交差するすべてのモデルに攻撃を命中させるこ とができる。そのモデルに対する攻撃側の視線が地形によっ て完全に遮られている場合、そのモデルに攻撃を命中させるこ とはできない。攻撃側の視線がモデルに対して完全に遮られているかど うかを判定する場合、雲の効果のある地形は無視する。
その攻撃によって命中した可能性のある各モデル(元 の目標も含む)に対して個別に攻撃ロールをおこなう。各ロールを個別にブーストしなければならない。スプレー攻撃はコンシールメント、カバー、ステルス、およびインターベニング・モデルを無視する。スプレー攻撃によって命中したすべてのモデルは直撃 を受ける。命中した各モデルに対して個別にダメージロールをおこ なう。散布攻撃は同時攻撃である(p.23「同時効果」を参照)。
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