2019年8月24日(土)

国立から日野まで歩いてブックセンターいとう日野店に立ち寄って甲州街道駅から多摩モノレールに乗って降りてブックセンターいとう東中野本店に立ち寄って野猿街道の二郎に行ってブックオフ八王子堀之内に立ち寄って京王堀之内駅から京王線に乗って新宿を経由して中野まで帰ってきた。二郎は二郎の中で最高峰の呼び声高いことも納得。新潮2008年6月号は発見できず。国会図書館に頼るしかないのか。

自宅に戻るまでに購入した本のうち、藤野可織の【爪と目】をまず読む。人称の問題。「あなた」と語っている語り手の「わたし」が、「わたし」には知り得ない「あなた」の行為来歴内面を語っている点以上に、「わたし」が三歳児であるという設定が恐ろしい。クライマックスに「わたし」が「あなた」に対して行う反逆のような行為に、「わたし」はどこまで自覚的なのか。見ようによっては、コンタクトレンズを(形状の似た)爪で代用できると考えて「あなた」の目に入れてみた、という見方もできなくもない。「わたし」は「あなた」の視力に対して、危害を加えたかったのか、それとも視力の回復の願いが誤った行為として表出されたのか。世界を見ることをやめさせたかったのか、それとも見させたかったのか。他にも想像力を掻き立てるフックがいくつもあって、破茶滅茶に面白かった。その後に読んだあらゐけいいちの【CITY】の新刊も相変わらずの面白さ。

夜、半年ぶりにポケモンをやる。最初の二戦はドヒドイデポリ2を使っていたがサイクルをきっちりできるような試合勘など残っておらず、easy winを目指せる対面構築気味なものを使い始めてからは(低レート帯だが一応)破竹の連勝。今シーズンは勘を取り戻して、7世代ラストシーズンであるらしい来期は本腰入れて頑張る可能性もある。

#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

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