馬との関りから自分を知る「ホースミラーリングセッション」
唯一無二の体験をした。
馬との関係性を通して自分を知る「ホースミラーリングセッション」。
馬を活用したコーチング、というと分かりやすいかな?
「馬の社会的価値を高める」をビジョンに活動している一般社団法人 Horse Valueが提供している。
全幅の信頼を置く友人がおススメしてくれたので、「行く行く!」と二つ返事で体験会に参加したのだけれど、いやはや
自分の知らない自分をまざまざと見せつけられましたわ。
体験会では「馬と一緒に歩く」「馬に乗る」という二つのアクションを通じて、自分自身の心のクセや人との関り方、内面を知る。
きっと人生で「一度は馬に乗ったことのある」人は多いと思う。
私もご多分に漏れずで、引馬はもちろん乗馬クラブの体験会やトレッキング、海乗馬もやったことあるし、なんなら馬の走る姿を見たくて競馬にもよく行った。(これはあまり関係ないか)
なので馬と仲良くするのには多少の自信があったわけさ!
しかし思いっきり打ち砕かれた。笑
このプログラムは経営者や組織のリーダーから人気で、言葉で人を動かす能力に長けている人たちが、馬は思い通りに動かせないことを知り愕然とするなんて話を聞いたけど、まさにそれを体感。
今回協力してくれた馬のロキくん。
例えば主催の高田崚史さんとだとおとなしく一緒に歩く。
なんなら嬉しそうな表情すら読み取れる。
他の参加者の時も、ちゃあんと一緒に歩く。
なのにいざ私の番になったら
歩かない!
でんと構えて、一歩も前に進まない!!
なぜーーーー!
そうなると、色んな心の声が渦巻くわけですよ。
「なんで私の時だけ歩かないんだろう?」とか、「みんなが見ているのに恥ずかしいな」とか。(←この時点でまわりを意識していることが分かる)
おそらく信頼関係つくるのがいいんだろうなって思うから(だって人間でもまず最初はそうだもの)目を見て話しかけたり。
でもなんか遊ばれている気がする・・・
本音言うと、馬を歩かせたいと思っていない。歩きたかったら歩けばいいし、歩きたくなかったら歩かなくていい。でもその、良く言えば寄り添ってる風だけれど、悪く言えば冷たいというか自分と相手の課題をきっちり線引きしちゃうところが、良くないのか?(この線引きは、人間との関係でも色濃く出ている自覚ある!)この場合はもっと「歩くよ!」という強い気持ちを見せた方が良いのか?
たかだか数分だと思うけど、ものすごーーーーく色んな心の声が沸く。
自分でもそんな様々な気付きがあるけれど、このセッションのすごいところが、更に主催の高田崚史さんの考察が入るところ。
崚史さんは、障害馬術の元日本代表で海外でプロとして活動していた、いわば「馬のプロ」。
この日数時間、崚史さんの馬への接し方やを見ているだけで、「馬術の世界で一流になるのって、ただ腕やスキルを磨くだけではダメなんだな。馬との関係性を築いていくことも必須なんだな」って分かる。
また交流分析士の資格も持ち、人間の関係性を読み解くのにも長けている。
崚史さんに言われてハッとしたのは、「ロキは美佳さんと一緒に歩きたがっているのに、美佳さんがそれを突っぱねている」と。
「馬とつながる」と、馬が一緒に歩いてくれるわけだけれど、ロキがそれを求めているのに「あなたの好きなようにして~」と私が突っぱねてる。
ある・・・それ人間関係でもやってる自覚あるよ・・・
特に子育てやパートナーシップ・・・。
俯瞰力が高すぎるゆえに、まわりの情報に気を取られ、ロキと向き合い切れていないとも言われた。
たかだか数分の馬との関係性からここまで読み解く崚史さんの分析力が神すぎ。分かりみしかない。
馬に乗った時にもまた違う気付きがあった。
途中崚史さんに言われて、目を瞑った時間があった。
下半身から伝わる馬の振動、揺れにゆだねながら、頬をなでていく風、蹄の音、五感を開くことを意識した。
止まっている馬を動かす時に、「馬の足を自分の足だと思って、動かすことをイメージして」と言われ、信号を伝えることをイメージすると、お腹を蹴るなどの行為は何もしていないのに、少しタイムラグがあってロキが動いた・・・
そっか、これが「つながる」ってことなんだ。
馬とつながるには、そもそも自分が自分とつながっていないと出来ない。
私の場合は目を瞑ったことで、自分とつながることが得られたので、馬とつながる体感も得ることが出来たのかなって思ってる。
「馬との関わりの中で馬を見て感じて繋がることは、自分を見て自分と繋がり直すことでもある。なぜなら馬は高いシンクロ・共感能力(これをミラー効果と呼んでいます)で自分自身の内面を映し出して反応するから。そんな馬と繋がり、関わることは『自分の一面』と繋がることになる」
崚史さんの言葉で、本当にその通りなんだけれど、なにぶんこれは体験してみないと分からないとも思う。
ひとつ断言できるのは、世の中自分を内観するプログラムや組織活性化プログラム山ほどあれど、これは間違いなくここでしか受けられない、唯一無二のプログラム。
なぜなら「馬」と「馬と人」との関係性を知り尽くしている高田崚史という人ありきのプログラムだから。
もう散々自己探求プログラムは受けてきた!という、私のような自己探求ヲタクにこそおすすめたいわ~
直近だったら下記概要で体験会があるよ!(私の参加したのと同じヤツ)
ご興味ある方は、HPの方からお問い合わせしてみてくださーい!
高田崚史さんのnote ↓
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