アートが好きな27歳OL。行った展覧会を備忘録を兼ねて簡単に紹介します。美術検定2級。今年は1級を取りたいな〜。

アートが好きな27歳OL。行った展覧会を備忘録を兼ねて簡単に紹介します。美術検定2級。今年は1級を取りたいな〜。

最近の記事

夏休み旅@ナショナルギャラリーシンガポール

早めの夏休みを取ってシンガポールへ旅行してきました!マーライオン、マリーナベイサンズのインフィニティプールやセントーサ島、ホーカーズ、TWGのティールーム等々観光を楽しんできたわけですけども、やっぱり美術も外せないよねということで。今回は2015年10月に出来たばかりナショナルギャラリーシンガポールへ行ってきました! シンガポールは現代アートに力を入れているとのことで(25年以上前からシンガポール政府は「ルネッサンス・シティ・プラン」として、現代アートを含めた文化事業を推進

    • プーシキン美術館展@東京都美術館

      久しぶりにゆっくり展覧会に行けました!都美にて「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」。半休をとって平日に行ってみたけれど、今週いっぱいで終了だからか、けっこう混みあっていたよ。 旅するフランス風景画、というサブタイトルのとおり、本当に郊外〜都市部のフランス、そして最後は南国へをも旅した気分になれる展覧会!絵を窓にして異国を覗いている錯覚に陥ることができる。 クロードロランの絵の前では時間を忘れてしまった。今回の展示ではエウロペの掠奪っていう作品がありギリシャ神話のお

      • GW一人旅@直島

        大塚国際美術館に行った後は、高松に移動して宿泊。翌日はフェリーで直島へ。夢に見たまで見た赤かぼちゃとご対面! 地中美術館 なんてったって名前の通り地中だし、館内もどう回るべきか、構造がなかなかに謎めいておりました。まず、チケット売り場とミュージアム自体も直結じゃないの。売り場でチケットを買い、そこから3分ほど歩いたところに美術館の入り口があります。ミュージアムへの道のりには素敵なお庭が。 地中美術館はウォーターデマリア、モネ、ジェームズタレルの3アーティストのみの作品を飾

        • GW一人旅@大塚国際美術館

          GWにアート一人旅してきました!まとめようと思いつつ遅くなってしまい久しぶりの投稿ですが元気です。 まず行ってきたのは徳島。お目当てはずっと行きたかった大塚国際美術館!ここでは1000余点の世界中の名画が特殊技術によって陶器の板に原寸で焼き付けた”陶板画”として展示されています。すごいとも聞いていて十分過ぎるくらいワクワクして来たんだけど、想像を遥かに超える凄さでした…!!これはシスティナ礼拝堂! そしてこれは秘技の間! そしてスクロヴェーニ礼拝堂! 聖テオドール聖堂

          浜田知明展@町田市立国際版画美術館

          町田市立国際版画美術館にて「浜田知明 100年のまなざし」展を観てきました。町田駅から15分ほど坂を登って歩くと、芹が谷公園に併設するような形で町田市立国際版画美術館があります。(公園、桜が咲いてて綺麗だった!) 展覧会タイトルの「100年のまなざし」のとおり、浜田知明さんは昨年12月に100歳を迎えたのだって。そんな長い間、社会を、人々を、そして自分をも見つめてきた浜田さんによる、機知とアイロニーのあるまなざしで制作された銅版画が多数展示されていました。 浜田さんの作品で

          浜田知明展@町田市立国際版画美術館

          サヴィニャック展@練馬区立美術館

          練馬区立美術館にて「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展を観てきました! 初めて練馬区立美術館に行ったけど、サヴィニャック展への愛が随所に溢れていた〜!美術館の窓や、ほかトイレの鏡やドアもイラストで飾られていたりしたよ。展示への入口もこんな風になっていて、まるで、ようこそサヴィニャックワールドへ!とでも言ってくれているかのように私たちを迎えてくれます。 サヴィニャックはフランスのポスター画家。なので、今回展示されているのはすべてモノであったり、サービスであったり

          サヴィニャック展@練馬区立美術館

          北斎と広重展@MOA美術館

          熱海のMOA美術館に行ってきました! もあ、ではなく、えむおーえーと読みます。創立者の岡田茂吉さんの名前を取って、Mokichi Okada International Associationという意味みたい。 2017年2月にリニューアルオープンをして、ちょうど1年ちょっと。杉本博司さんと建築家・ 榊田倫之さんが手がけた設計ということで、中はとっても現代的!そもそもが東洋美術の伝統的なコレクションが有名なMOA美術館。こんな現代的な館内と、伝統的作品たちが共存する和洋折衷

          北斎と広重展@MOA美術館

          TETSUSON@3331ChiyodaArts

          こちらも西村雄輔氏の個展へ行った日、ノーチェックのままふらりと観たのですがすごく良かったので、備忘録。TETSUSONってなんだ?というと「分野・大学・国などのあらゆる枠を超えて集った卒業制作の展示を行う、卒業制作合同展」とのことで、ジャンルレスな学生さんの卒業制作展示の場ということみたい。卒展→SOTSUTEN→TETSUSONという言葉遊びでいいんだと思われる。 こちら、ウェディングドレス。離婚届でできているという皮肉の効いた作品。先週会社の子の結婚式に出たばかりだった

          TETSUSON@3331ChiyodaArts

          西村雄輔個展 地と対話するために@3331ArtsChiyoda

          3331ArtsChiyodaにて西村雄輔さんの個展「地と対話するために その行為・生きる場・時間を記憶するもの」を観てきました。 実は、「見に行くぞ〜!」と出かけたわけではなく、ArtsChiyodaで用事があって、その帰りに中をぶらぶらしてこの個展を見つけて入ってみた、というのが本当のところなのだけれど、これがまた素晴らしかったので、紹介したい! さてさて、これはなんでしょう? わけわかんないと思うけど、答えは蜂蜜なんですよ。しかも、固めてないの。これ、蜂蜜、ただた

          西村雄輔個展 地と対話するために@3331ArtsChiyoda

          プラド美術館展@国立西洋美術館

          国立西洋美術館で「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を観てまいりました。 展示されているほとんどが大きなキャンバスに描かれているので、そんな大サイズの絵がバーンと並んでいる展示の光景はまさに豪華でした!スペイン国王らによって宮廷に集められ飾られていた絵画たちなので、The高そう〜!っていう風格ある絵が多かったです。鑑賞しながらちょっぴり宮廷へ遊びに来たような気持ちになりました。 今回のキービジュアルは、ベラスケスによって描かれた王太子バルサタール・カルロス騎馬像。この

          プラド美術館展@国立西洋美術館

          開館記念展@草間彌生美術館

          昨年10月にオープンして、早くも5ヶ月が経とうとしているタイミングで、ようやく行けました草間彌生美術館! 来週末で終わってしまう開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」に滑り込みセーフです。 早稲田駅からテクテクと5,6分歩くと美術館。外装はこんな感じで、ガラスには白の水玉が散りばめれていてシンプルキュート。チケットは、当日券はなく、日時指定の予約・定員制で90分ごとの入れ替え式です。オンライン予約した際のQRコードを読み取ってもらって、いざ入場。

          開館記念展@草間彌生美術館

          ブリューゲル展@東京都美術館

          都美でブリューゲル展 画家一族150年の系譜を観てきました。北方ルネサンスを代表する画家、ピーテル・ブリューゲル一世からはじまるブリューゲル一族(息子、孫、そしてひ孫まで!)の絵画の集まった美術展です。 ピーテル・ブリューゲル1世の息子がピーテル・ブリューゲル2世とヤン・ブリューゲル1世。そしてヤン・ブリューゲル1世の息子がヤン・ブリューゲル2世とアンブロシウス・ブリューゲル。ヤン・ブリューゲル2世の息子がアブラハム・ブリューゲルとヤン・ピーテル・ブリューゲル…え?また名前

          ブリューゲル展@東京都美術館

          なんだろう展+新収蔵品展@平塚市美術館

          本日は平塚市美術館に前々から気になっていたなんだろう展を観に行ってきました!平塚市美術館は神奈川県の平塚駅から徒歩で15分ちょっと。 行くのは初めてだったんだけれど、やはりマイナーなのか、土曜日なのに人が少なくて、落ち着いてじっくり腰を据えて展示を観れたよ!美術館自体の内装も綺麗だし、静かだし、なんという上質空間...!という感じでした。 エントランスには三沢厚彦さんによる木彫のユニコーン2体がおり、特集展を観る前にまず見入ってしまった。彫りの静かながら力強い肌感が美しカ

          なんだろう展+新収蔵品展@平塚市美術館

          石内都展 肌理と写真@横浜美術館

          横浜美術館で石内都さんという女性写真家の展示を観てきました。 写真展ってあんまり行ったこともなければ、正直、今まであまりアートとしての写真というものに興味が無くて、どうかな〜と思いながら参加してみたのだけれど、結構興味深いものがありました。 展示はモノクローム写真も多め。観ていて楽しいかと言われればそう楽しいものではないのだけれど、このモノクロームを構成してる黒い点々、いわゆる粒子のザラザラ感が風景に新しい生命を与えているように感じて、面白かった。 モノクローム写真は、

          石内都展 肌理と写真@横浜美術館

          岡本太郎とメディアアート展@川崎市岡本太郎美術館

          「岡本太郎とメディアアート展 山口勝弘ー受け継がれるもの」を見てきました!会期終了1日前にまたもや駆け込みです。行きたいと思いつつ、少し都心からは遠いため、なかなかタイミングを見つけることが出来ずだったのですが、行って大正解でした! 川崎市岡本太郎美術館に行くのは今回が初めて。小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩で20分ほど、生田緑地を通り、てくてくと。生田緑地にはちょうど月曜に降った雪が残っていて綺麗でした。うさぎさん雪だるまを見つけて、嬉しいサプライズ。 道なりに進んでいく

          岡本太郎とメディアアート展@川崎市岡本太郎美術館

          遊ぼかね 西本喜美子写真展@epSITE

          新宿エプソンイメージングギャラリーepSITEにて西本喜美子さんの写真展を見てきました! epSITEは日曜日が休館日のため、会期最終週末の土曜に駆け込みで。 西本喜美子さんはユーモア溢れる自撮り写真を撮影している89歳のアーティスト。「自撮りおばあちゃん」としてメディアでも紹介されて、ジワジワと話題沸騰中です。 そのせいで、展示にも列が出来ていて、最後尾を案内するお姉さんもいるなど、賑わっておりました。自撮り写真の展示だけなのかな?と思っていたら、それだけではなく、色味

          遊ぼかね 西本喜美子写真展@epSITE