【旅行】初めてのお遍路 Part.1
祈らないといけないことが多すぎる。
すみません。こんばんは。私です。
突然ですが、昨日まで7日間お遍路に行ってきまして、色々と勉強になりましたので、記録したいと思います。二人とも、車の運転大丈夫・奈良在住・般若心経わからないレベルです。
明石海峡大橋→淡路島を越えていきます。
今回は今後、コロナもいつか終息したらお遍路行ってみたいなぁというどなたかのためになりますように、仏教の知識があまりなくても、色々駆使して急げば一週間で一周できるよという記録です。
独自ルール・結果ルート・印象に残った個性的な寺たち・旅の注意点&持ち物など・グルメ事情(食べたもの/お店)・費用
について、書いていきます。
仁王様も感染対策を行われていました。緊急事態宣言が解除されたとはいえまだまだ緊張が漂う国内で、仏教の知識がない上に、参拝されているお遍路さんやお寺の方々に迷惑がかかるのは本意ではありません。ので、感染リスクを避けながらも基本的に必要な行為・ものの用意はしなければならないと思いました。ただ、時間(主人の有休)には限りがありますので、タイムリミットはひとまず7日間。
出発した当初は、5日くらいで終わるだろうとか思ってました。甘かったです。
独自ルール
・山門/仁王門の前でお写真を撮る。
・お寺が閉まった時は潔く諦めて翌朝お参りする。
・御朱印/白衣スタンプはやらない。
・本堂と大師堂にはお参りをする(ロウソク・線香・数珠)。
・できれば美味しいもの食べたい(四国云々ではなく人生に於いて)。
・どこかで温泉には入りたい(四国云々ではなく人生に於いて)。
・荷物少なく/洗濯はホテルのコインランドリーですればいいよね。
・お寺ではマスク着用する。
結果ルート
1日目:1〜17番札所お参り
奈良県→四国へ移動 3.5時間で1番札所到着(途中休憩含む)
徳島駅前のビジネスホテル宿泊(夜ご飯:居酒屋)
2日目:18〜29番札所お参り(脚筋肉痛レベル:中)
土佐市内のビジネスホテル宿泊(夜ご飯:まいどおおきに食堂)
3日目:30〜40番札所お参り(脚筋肉痛レベル:最強)
宇和島市駅前のビジネスホテル宿泊(夜ご飯:ローソンおべんとう)
4日目:41〜50,60,61番札所お参り(脚筋肉痛レベル:強)
西条市内のお友達の家にお泊まり(夜ご飯:まさかの友達の実家でご馳走になる)
5日目:51〜59,62,63,64番札所お参り(脚筋肉痛レベル:中)
東予市内のホテル旅館宿泊(夜ご飯:ホテルのバイキング)
6日目:65〜77番札所お参り(脚筋肉痛レベル:弱)
丸亀市内のビジネスホテル宿泊(夜ご飯:ホテル近くの焼肉屋さん)
7日目:78〜88番札所お参り
お土産買って奈良に帰宅
やばかったです。疲れます。ふくらはぎの筋肉痛には本当にご注意ください。
一日の平均歩数は1.5万歩ほどですが、半分くらいが石階段で、残りは坂道です。その前日まで平均0.1万歩くらいしか歩いていなかった、私の日頃の不摂生と運動不足の賜物です。
個性的で魅力的なお寺たち
こちらでは素人ながらに『ここは・・』と思った素敵なお寺たちを紹介しつつ、入山のための持ち物や注意点について記録します。完全に私見です。素人目ですがお付き合いください。
とにかく美しかった鶴林寺。
なかなかの雨でしたが、それもまた恐ろしく、静かに美しい。
焼山寺へは、逆打ちがオススメだとGoogleMAPの情報で見て、13:大日寺→12:焼山寺の順でまわりました。
道が酷であればあるほど、到着した時の感動が増す気がします。歩き遍路さんはひとしおだと思います。
道が酷すぎたために、旦那さんが道中びっくりするほど文句言ってたのですが(めっちゃうるさい)、あまりの荘厳さに到着すると少し静かになりました。彼なりにちょっとした達成感をおぼえたのでしょうか。
どうでしょうファン必見の、騒動といえばの岩屋寺は、駐車場から本堂までの道のりが一番しんどかったです。↓嬉野さんが『大泉くぅん!』と言いながらお滑りあそばしたのがこの坂、だと思う。
でも、なんだか嫌味がないんです。とにかく、すごくしんどくても明るくいられる空気でした。途中で休憩している人が何組かおられました。人間って、想像を超えるほどしんどかったり疲れたりすると、なぜ爆笑してしまうんでしょうか。みんな息を上げながら『はぁはぁ・・しんどいね〜!あははは!!』と声を掛けてくれました。
駐車場から30分歩くと、本堂に到着しました。
本当に岩べりに建つお寺でした。洞窟みたいなのがあって、中に入れました。明らかに空気が違い、ここは怖かったです。そして、駐車場までまた30分急な坂道や階段を降り続けなければなりません。怖い。
怖いといえば、弥谷寺もすごかったです。私は、霊感とか完全になくて何も感じないのですが、そんな私でも流石に少し。こちらでは、参拝終わって帰るとき、山門を出る時にお辞儀をしてはいけないそうです。
階段が500段以上あります。ほら怖い。
これまでの間に70寺を巡ってきて、初めてここで私の人生の天敵である毛虫に出会い、すごく変な汗をかきました。あぁ怖い。怖い。
だいたいね、赤ちゃんっていうのはどんな種類の生き物でも可愛く設計されているはずで、且つ 毛がモコモコ生えてるやつっていうのは可愛く感じるようになってるじゃないですか、だってみんな可愛い生き物はモコモコしてるんでしょう?そうなんでしょう?なのに、その『小さい』『赤ちゃん』『モコモコ』っていうのだけでみたらティーカッププードルとかの仔犬とかとカテゴリ的には同じはずなのに、なんで、なんでもう、意味わk
でも、怖いけど、綺麗でした。綺麗だけど、怖いから。500段の階段、毛虫にビビりながら戻らなあかんから。怖い。
四国霊場88箇所には、ロープウェイ2つと、ケーブルカー1つ、乗ります。
ロープウェイは太龍寺と雲辺寺で、毎時0,20,40分の20分毎の運転です。
ケーブルカーは八栗寺で、15分毎でした。
雲辺寺のロープウェイで登ると、そこは香川県と徳島県の県境になっていました。
それぞれが表情豊かな500羅漢像、本当に500体以上あるようです。すごい・・まず、どうやって運んだんだ、っていうところがすでにすごい。
絶対に夜 動いてると思いました。
なぜかバスケットゴールのある寺、仙遊寺。
色々売ってます。さすが四国!柑橘系いっぱい。
和モダンな竹林寺。お庭も整備されまくってて、とても綺麗でした。
寺の向かいには植物園があり、売店の前には犬がいまして、主人が撫で回していました。
遊び心溢れるおしゃれなお寺もありました。
可愛いお寺 栄福寺、窓の57番がもう可愛い。
トイレも可愛いくて、売り物のラインナップも可愛くて、ここで初めて手ぬぐいを一枚購入しました。400円。安い。
ちなみにこちらは『ボクは坊さん。』のお寺です。
札所の順番が色々バラバラになってしまいましてすみません。
でも、どこも個性豊かすぎて、素敵すぎて、一つ一つ書いてしまいそうになるので、ひとまずこれくらいにしておきます。
もう少し考えを落ち着けてから、ゆっくり、車お遍路の注意点や持ち物、食べ物などについて、次回まとめたいと思います。
どこまでも素敵な体験です。
また、次に。
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