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「世界の街角」 8.キューバ 8.1ハバナ(Town No14)


1.ハバナ旧市街

 青い海、降り注ぐ太陽…コロンブスが地上で一番美しい島と称えたカリブ海最大の島キューバ。
 その首都ハバナの旧市街(オールド・ハバナ)は、1519年、スペイン人によって港を中心に都市を築かれ、スペインの新大陸における植民地経営の中心地として、また貿易の主要な中継地として発展したコロニアル都市だが、かつてフランスの海賊であるジャック・ド・ソーレスに焼き討ちされた経験を持ことから、ハバナ港の要塞化に着手し、カリブ最強の砦と言われた、フエルサ要塞、プンタ要塞、モーロ要塞など多数の要塞を築き、軍事都市としての備えを整えた。

プンタ要塞の夕景

 立派なコロニアル建築が立ち並ぶ “オールド・ハバナとその要塞群”は、1982年に世界文化遺産に登録された。
 オールド・ハバナは、その豊かな歴史と文化を感じることができる場所であり、キューバの魅力を堪能するのにぴったりのスポットだ。

オールドハバナを象徴する風景

2ハバナ大聖堂

 ハバナ大聖堂は、19世紀初頭に建設され、その壮麗なゴシック様式の建築が特徴だ。
 キューバの宗教的な中心地としても重要な役割を果たしており、ハバナの歴史と文化を象徴する建物として、多くの人々に愛されている。
 大聖堂の高さは約60mで、ハバナの風景に大きな存在感を示している。

ハバナ大聖堂と広場のレストラン(右)

 内部は、美しいステンドグラスや豪華な調度品で飾られており、特に「聖母の祭壇」は多くの訪問者を魅了する。
 また、大聖堂の鐘楼はハバナのランドマークの一つとなっており、市内からもよく見える場所にあるため、旧市街を歩くときは、ここを起点とすると道に迷うことはないので、観光客にも人気のスポットだ。

街を歩けばスペイン様式の建物に出会う
大聖堂傍らのレストランでは生演奏が…

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