「世界の街角」 5.ペルー 5.1カヤオTown No7)
■港町カヤオ
ペルーの海の玄関口「カヤオ」は、ペルーの首都リマ西部に位置し、リマと共にリマ都市圏を形成する国内最大の港町である。
1535年にリマが設立したちょうど2年後に設立したカヤオは、すぐさまスペインの太平洋における主要な貿易港となった。
副総督領の最盛期、ペルー、ボリビア、アルゼンチンで生産されたほとんどすべての製品が、ラバに乗せられアンデスを越えて、カヤオに運ばれた後、パナマに船で輸送され、地峡を渡り、再び船でキューバを経由してスペインに運ばれた。
■カラフルな港町
カヤオ港周辺は活気に満ち、港自体は商業活動が盛んで、貨物船やコンテナが行き交っていた
カヤオで最大のショッピングモールの一つで、ファッション、エレクトロニクス、レストランなど多くの店舗の揃う「モールプラザ・ベラビスタ 」等、多くの市場やレストランがあり、新鮮なシーフードを楽しむことができる港町として賑わっている。
地元の人々はフレンドリーで、街全体が温かい雰囲気に包まれ、カラフルなストリートアートや音楽が街の雰囲気をさらに明るくしていた。