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プレハブ小屋をお菓子工房に!菓子製造許可取得までの道のり ②〜保健所に相談に行く。〜
こんにちは。
少し前の投稿でもお話した通り、
私は現在、自宅の庭に、菓子製造許可付きの工房を造っている真っ最中です。
今日は、工房を造るに当たって一番最初にしたこと、保健所に相談しに行くことにつをお話していきたいと思います。
保健所に問い合わせる。
私の場合、物件はもう既に決まっていたので、先ずは兎にも角にも、保健所に相談しに行かなくてはなりません。
この時の私は、工房造りを一体、どういう工程を踏んでいったらいいのやら、よく分からない状態でした。
ですが保健所に相談に行き、自分が取得したいと考えている許可や作るもの、製造量などを伝えると、どういう部屋の構造にする必要があるのか?広さはどのくらいあればいいか?必要なシンクの数。菓子製造許可取得までの流れ等を説明してくれます。
物件を先に決めるのがいいのか、相談に行くのが先がいいのかは分かりませんが、私の周りを見てもほとんどが、自分のやりたい規模の物件を見つけたり、場所の目途が経ってから保健所に行く。というのが多いと思います。
私の場合は『工房のみ』だったので、それほど広さは必要無かったのと、周りで自分の工房を持った人の所を見させてもらったこともあって、何となくこの位広さがあれば良いかな。という感じでした。
なので取りあえずは、管轄の保健所に連絡!
すると、
『先ずは、大まかな工房の見取り図を持って、相談に来てください。』とのことでした。
ですが私、見取り図なんて書いたことない!!
恐る恐る、『手描きのお絵かきみたいなのでもいいんですか?』と質問したところ、『勿論それで大丈夫です。』とのことでしたので、それを描くことにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690236342498-GabXxqXGWM.png?width=1200)
この時、本当に手描きのお絵かき的な図(;^ω^)
以前使っていたシェアキッチンをかなり参考にした図となっております。
実際にこの紙を持って、保健所に向かいました。
保健所にて、営業許可申請の手続きの手順の説明を聞き、自分が欲しい営業許可が取れる設備なのかの相談を受ける。
保健所に行く時、実はものすごーく緊張していた私。(;^ω^)
怖い人だったらどーしよー。優しい人だといいなぁ。とか思いながら、でも行くしかないので行きました。ですが実際に行ってみるとそれ程怖くはなく、(当たり前か(;^ω^))淡々と説明をしてくださって少し安心しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690237194176-ULi5T5O0xm.jpg?width=1200)
私は菓子製造許可を先ずは取りたかったので、その事を伝えました。
大切なのは、工房は四方の壁で覆われている事。掃除がしやすいこと。作るもの、量によって適切な広さと設備を満たしている事。だそうです。
お菓子を作ると一言で言っても、その設備は、『焼菓子を作るのか?生菓子を作るのか?』によっても違ってくるそうで。
あと、最初は焼菓子だけ作っていても、段々と作りたいものが増えていくことが多いそうで、そのことも考慮して造ると良い。とのことでした。
菓子製造許可で今年度一番大きく変更になったのは、『手洗いの水栓の構造』だそうで、以前は手で捻るもので良かったのですが、今はひじなどを使って開け閉めできるようにレバー式にするか、自動で水が流れるものにするか等の構造にするなどが必要となったそうです。
また、作るものや規模によって食洗機が必要だったりと、衛生法も、年度や地域によっても変わってくるので、先ずは実際に保健所の相談に行くのが良いと思います。
1度相談に行った後、もう一度施設の概要を練り直し、製造する量、レシピ等を持って2回目の相談に行く。
こうして無事、何とか1度目の相談を終えた私でしたが、いざ工事に入る前に、具体的に決めなければならない部分が沢山あることに気がつきました。
作業台やシンクのサイズや数の見直し。
製造数の確認。
代表的なレシピの印刷。
この段階でようやく、作業台やどんなシンクがあるのか等を調べることになりましたね。
製造数やレシピ等は、以前の量から予想をして、レシピも実際に使っていたものの代表的なものをコピーして持っていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690239737127-E01WlZGhuf.jpg?width=1200)
実はたたき台のときと大体同じ図面なのでした😙
2回目の相談は、旦那さんも一緒に行くことに。
何故なら今回、金銭的なことも含めて全てを業者さんに頼むわけにはいかないので、旦那さん頼みの部分が大きく、壁や床の材質等、私では見えない箇所についても詳しく相談してもらいました。(こういう行政との会話、私より旦那さんの方が得意(;^ω^))
ここでもまた、新しい情報が!
これも地域によるのかもしれませんが、菓子製造許可が取れれば、お客さんに簡単なお茶なんかもその施設で出せるようになったそうです。
例えば簡単なお菓子の受け取りをする時に、珈琲やお茶等の、調理までいかない簡単な飲み物であれば、提供できるようになったとのこと。
これが出来たら、出来る幅がグン!と広がりそうですよね。
厳しくなる面もありますが、新しく緩和されてくる場所もあるので、チェックしておくと良いですね。
他にも、表示ラベルの相談など、分からないことがあれば随時聞くことが出来ますので、この際に具体的に分からないことがあればどんどん聞いてみると良いと思います(^^)
無事に2回の相談で終了。次回からいよいよ工房の工事へ!
こうして無事、2回の保健所の相談によって、担当の方から『これで工事を進めて大丈夫です。』との言葉をいただきました。
旦那さんにもお菓子の工房を造るにあたって、必要な事を共有することが出来ました。
実は今回の工房造り、旦那さんと私で作業する部分、DIY的な部分が沢山!
私、初めての工房づくりで初めてのDIYです。
無事に完成出来るのか不安もあったのですが、もうやるっきゃない!!(*´▽`*)(*´▽`*)(*´▽`*)
次回は、水道とガスの工事の業者さんに見積もりの相談をする。です。
無事に進みますように!!
それではまた!