『作ったものを販売したい』という望みが叶うまで
今回は、『食に関するお仕事』について、私のこれまでの経験と共に書いていきたいと思います。
私が、自分の作ったものを販売したい。
ということを思ったのは、今から7〜8年位前でしょうか。ちょうどその頃、自分が作った、自然の恵みを生かして作った様々なものをブログに公開し始めた時でした。
▼当時のブログ出てきた🤣🤣🤣▼
当時は、東京で一人暮らしをしながら、契約社員として訪問介護の仕事をしていて、なんとなくボンヤリと、いつまでこの仕事続けられるだろう?出来れば違うことしたい。と思っていた時期。
お金は稼げなくとも、少しずつ 外へ向かって発信していた頃でした。
そうして発信を続けていると、自分は何となく、『食』に関する内容が多い事に気づいて、『食に関する仕事がしたい。』と思うようになりました。
その頃の私は、お恥ずかしながら、菓子製造許可とかそういう事を全く知らなかったので、『こんな自分の作ったもの売りたい』と知り合いの前で言ったところ、『食品は、許可とか無いと、簡単に作ったものを売ることは出来ないよ。』と言われ、一瞬にして夢崩れる😂という出来事がありました。
そう、『食品を販売する。』
これは、雑貨等を作って販売するより少し、ハードルが高いかもしれません。
今でこそ自身の焼菓子を作って販売していますが、長いこと、製造する場所がない為に販売することは出来ずにいました。
今回は、そんな、自分が作った食品を販売したい。という想いを持っている人が、そうするにはどうしたらいいのか?という事を、私のこれまでしてきたことの思い出話と共にまとめることにしました。
食品を販売する為に必要な許可 人編
食品を販売する為に必要な資格、それは、『食品衛生責任者』の資格です。
これは、食品衛生に関する講習を受けさえすれば、誰でも1日で取ることができるので、もし食品を販売したい、という想いがある方は、早めに取っておくと良いと思います。
各都道府県で取れますし、他県からでも受けることが出来るので、自分の家から近い場所を探すのが良いと思います。
私が受けた時には無かったのですが、現在はeラーニングなんかでも受けられるそうです。
食品を販売する為に必要な許可 場所編
これが、食品を販売したい。という人への一番のハードルになる部分だと思います。
例えば私のように、焼菓子を販売したい人は、『菓子製造許可』
ジャムやソース等のビン詰めを販売したい人は『瓶詰め製造許可』
お惣菜を作って販売したい人は『惣菜製造許可』
漬物を作って販売したい人は『漬物製造許可』
というように、製造する場所に対して、各市区町村の管轄する保健所(食品衛生課)の許可が必要になってきます。勿論、複数の許可も取得が可能。
しかしそれぞれの許可がおりるにはそれに見合った施設にしなくてはならないので、1つの施設では大体相性の良い許可を取ることが多いのだそう。(例えば、菓子製造許可と瓶詰め製造許可、瓶詰め製造許可と惣菜製造許可,など)
そういうわけで、やりたいな~と思っても、簡単に自分の工房を!なんて、なかなか考えられないのが普通だと思います。(過去に飲食のお店でずっと働いてたとかなら別ですが)お金だって当然かかってきますし。
では一体、どうすればいいのでしょうか?
それを解決する方法が、以下の方法です。
製造する場所の解決方法
もしこれを見ている人で、自分で作った食品を販売したい。という想いがある人は、先ずはシェアキッチンを利用してみるのがいいと思います。
私も引っ越すまではずっと、シェアキッチンに登録して使わせてもらってました。そこは料金もかなり良心的だった為、継続して利用することが出来ました。
またこの場合、場所によって使用料がかなり変わってくると思います。
ひょっとしたら場所によってはお菓子の売上と施設の利用料でトントンになってしまい、利益が全くでない。なんてこともあるかもしれません。
一人で製造、販売となると、製造量も限られてくるので、継続的に利益を出したいと思うなら、この辺りを考える必要があります。
ですが、その難しさを体感するにも、興味があったらチャレンジしてみて損はないと思います。何故なら、いざ自分の工房を持ったとしても、光熱費や場所代等は多少なりともかかってきますし、何より自分はどの位まで作れるのか?等、自分自身を知ることが出来るからです。
そして、ただキッチンがあるだけではダメで、なにより自分が作って販売したいものの許可が取れているキッチンであることが重要です。
場所によってはあまり公にしていなかったりもすふので、自分の行ける範囲の場所をリサーチしてみたり、人に聞いてみたりすると良いです。
製造場所の解決方法2 料理教室をやる
もし製造場所の問題が解決しないようであれば、『料理教室』をやるのも良いと思います。
何故かというと、料理教室をやることに関しては、法的に何の許可も必要ないからなんです。
私も以前、一人暮らしをしていたアパートで開催したり、仲良くなったカフェの2階を借りて開催してみたり、それこそ製造許可は無いものの、時間貸し等のレンタルキッチンを借りて開催したり。ということを何度かしてきました。
これからは、販売する以外の方法もあった方が良い。
これは私にとっても耳の痛いことなのですが、数百円のお菓子を作って、販売して。というのだけだと、だんだんと売上的にも限界を感じる時が来ると思います。
そうした時に、食品以外に販売するものだったり、食品販売以外の方法がある。というのは、とても強みになると思います。
以前ビジネスの講座を受けた時に、食関係のものを販売していた時、無形のサービスを作ることがポイント。と教えてもらったので、私も何かアイデア降りてこないかなーと、思っている今日この頃です。
今もし、製造する場所問題が解決しないようであれば、料理教室をやってみる。という方法もあると思うので、(勿論他の方法もある)自分に合ったやり方を探っていくと良いと思います。
菓子製造許可付のレンタルキッチン~神奈川県〜
以下は、私が以前使っていたシェアキッチンや、人から教えて貰った場所、実際に見学させてもらった場所。なんかをまとめてみました。
自身が住んでいたということもあって、神奈川県の情報だけしか分からないのですが、知りたい人は是非見てみてください。
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