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自己紹介



1 ご挨拶


 はじめまして。Kaeといいます。

 これから、このnoteを使って、発達障害の特性や日々の生活で苦労していることなど、発達障害の当事者「ならでは」の発信をしていきたいと思っています。

 発達障害に限らず、自身で考えたこと雑感なども幅広く発信していく予定なので、閲覧していただけると嬉しいです。


2 プロフィールアイコンが象徴するもの


 私のプロフィールアイコンですが、デザインは自分で考えました。全部で5つのマークから構成されています。それぞれのマーク自体は、インターネットから集めたものです。

 このデザインのテーマは、「すべての障害者が手を取り合い、理解し合い、そして太陽が光り輝くもとで堂々と生きよう」というものです。以下、具体的に説明します。

【 実際に使用しているアイコン 】


(1) 左側の赤色と白色のマーク

 いわゆるヘルプマークというものです。
 ヘルプマークは、障害を持っていたとしても、一見すると障害をもっているかどうかがわからないような方々を対象としています。

 このマークを持っておくことで、周囲の人々に、配慮や援助を必要としていることを知らせることができます。そうすることで、周囲の人々からの援助を得やすくなるように作られたものです。

 私はこのヘルプマークを、特に発達障害を含む精神障害を持っている方々や知的障害を持っている方々を象徴するものとして、今回アイコンのデザインに採用しました。


(2) 右側の青色と白色のマーク

 このマークは、身体障害者を象徴するものとしてデザインに採用しました。正式名称は「身体障害者標識」といいます。ご参考までに、内閣府の解説を載せておきます。

【 内閣府HP:障害者に関係するマークの一例より抜粋 】


(3) 下の車椅子に乗った男性のマーク

 ここでは、男性の「笑顔」がポイントです。
 笑顔であるということは、この男性が障害そのものを体の一部として受け入れ、上手に付き合い、その上で自分なりに「障害者として」人生を謳歌していることを意味しています。

 障害者であっても、当然笑顔になれるし、そこまで障害者としての人生に対する考え方を成熟させることができる・・・そんな意味合いを、このロゴからは感じたので、採用しました。


(4) 上の握手をしているハートマークたち

 このことは障害者自身が最もよく理解していることですが、今の社会構造は健常者達が自分たちの都合の良いように作り上げてきたものです。決して障害者のことも按じながら作り上げてきたものではありません。

 この社会構造の中で生き抜くにあたり、障害者たちは自分のことだけで精一杯なのです。正直、他の障害者のことを気にかける余裕などないのです。しかし、健常者たちが障害者のために自己を犠牲にしてまで尽力することも期待できません。それは、今までの歴史が証明しています。

 そこで、「障害者同士で支え合うという仕組みが作れればいい」と思うようになりました。
 障害者は、健常者に頼ります。それは健常者には「障害がなく」、何よりも、この社会構造を作った張本人だからです。しかし、だからといって、障害者が健常者に頼ることにより、障害者にとって少しでも生きやすい社会構造へと変化してきたか・・・。答えは、皆さんがご存じのとおりです。

 一口に障害者と言っても、様々な状態の方がいます。重度の知的障害を患っていることでコミュニケーションを図るのに苦心されている方もいれば、私のように「本当に障害者なの?」と、しつこいほどに疑われるような障害者もいます。

 障害者同士が、まずはお互いを理解し合い、自分たちにとって「生きやすい社会構造は、どのようなものか?」ということを、今一度考えるべきではないかと思っています。そのための第一歩として、まずはこのロゴをデザインしました。障害者のことを最も理解できるのは、同じ障害者なのです。少なくとも、健常者ではない。


(5) 真ん中の笑顔の太陽

 誰でも、太陽の下で堂々と生活したいものです。

 もちろん、障害者というのは、自分のために一生懸命に生きているだけです。何も悪いことはしていない。
 
 にもかかわらず、例えば知的障害の方や車椅子の方などは、公の道で移動しているだけなのに、時として特異な存在として周囲の視線を集めることがある。そして、その視線の先には決まって健常者たちがいます。とても残念なことですが、「自分たち(健常者)とは異質な存在である」と決めつけている証拠です。

 今回、デザインの中に笑顔の太陽を盛り込んだ理由は、誰でも太陽の下で堂々と生き抜いていく権利があるという趣旨からです。


3 最後に

 私は発達障害者の他に、双極性障害も持ち合わせています。自身が理解している障害の範囲としては、その2項目のみなのですが、今後研鑽を重ねて、他の障害についても理解できるようにしたいと思います。

 障害を理解し、「何が最も苦しいのか?」というところに着眼点を置きたいと考えています。


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