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「話し方教育」を支えるkaekaスピーチトレーナーの育成コースとは!?

初めまして!
kaekaでインターンをしている渥美(あつみ)です!
いつもkaekaの素敵なメンバーの方々に囲まれて、お仕事をしています。初めて記事を書くので、緊張していますが、元気にはりきっていきたいと思います!!

今回のテーマは…
話し方教育の柱である「kaekaスピーチトレーナーの育成」についてです😆


トレーナー育成コースを記事にするにあたり、kaeka人事の小倉さんにインタビューを実施しました!

小倉 琳 - 人事責任者 / スピーチトレーナー
2020年、株式会社カエカにジョイン。人事責任者 兼 スピーチトレーナーを勤め、経営者・政治家・社会人・学生の内容構築と話し方の学習を提供している。kaekaではこれまで、個人と企業・学校含めて4,000名以上にトレーニングを提供。スティーブ・ジョブズに魅せられたことをきっかけとして、人を熱狂させるプレゼンテーションのメカニズムに関心を持つ。これまでにTED Talksを含むプレゼンテーション動画を延べ1000件以上視聴・分析し、聴衆を巻き込む言葉を日々模索。

▼Xアカウント
https://twitter.com/rin_kaekaHR

スピーチトレーナー育成コースとは

小倉さん「kaekaトレーナーを体現できる方を育成する」

渥美:まずスピーチトレーナーというお仕事について簡単に教えていただきたいです。

小倉:kaekaのスピーチトレーナーは、実際に受講生の方々にトレーニングを提供する専門職です。簡単に言えば、話し方指導のプロフェッショナルですね。

渥美:話し方のプロと聞くと、アナウンサーの方などが思い浮かびやすいですが、kaekaでも実際にそういった方がトレーナーを務めているんでしょうか。

小倉:もちろん、アナウンサーをご経験されている方もいますが、さまざまな職種・領域で「話し方」に向き合って来られた方が、スピーチトレーナーとして活躍をしています。たとえば、大学や塾で先生をされている方や企業の営業を長年されてきている方などがいらっしゃるんですよ。
受講生の方々のバックグラウンドが多様であるからこそ、トレーナー側にも多様性が必要だと思っています。これが、kaekaの強みにもなっていますね。

▼実際のトレーナーnote

渥美:なるほど。一口にスピーチトレーナーといっても、「どのような場面で話し方に磨きをかけてきたか」は人によって異なるんですね。

小倉:そうなんです。ただ、トレーナーがそれぞれ全く異なる考え方や方法で、トレーニングをしているわけではないんです。トレーナー全員が共通の「価値観」や「指導方針」を共有しながら、トレーニングにあたっています。そのために、kaekaではスピーチトレーナーを育成する専門コースを独自で整備しています。

渥美:トレーナー育成コースというものがあるんですね。詳しくお聞きしたいです!

小倉:トレーナー育成コースは、年に数回開催しており、kaekaのスピーチトレーナーになるためには、このコースを受け、合格する必要があります。
育成コースの中では、話し方トレーニングサービスkaekaを土台としながら、話し方を構成する単元の深い理解を目指していきます。トレーニングを実施する上で、トレーナー自身がしっかりと話し方の基本となる型を身につけ、「定着に時間がかかる単元」や「つまづきやすいポイント」などを把握しておくんです。

渥美:確かに、教える側が内容の難易度や本質を理解している状態にあることは重要だと感じます。コースの最後にはテストのようなものがあったりするんでしょうか?

小倉:そうですね。「内容を掘り下げる力」や「論理的でわかりやすいフィードバック力」、「グループトレーニングに欠かせないファシリテーション能力」などスピーチトレーナーとして必要なスキルを習得できているかどうか判断するために、複数のテストを設けて適性を判断しています。

渥美:なるほど、、、kaekaのトレーナーには、様々な能力が求められるんですね!

育成コースを通して目指すこと

渥美:スピーチトレーナーの育成コースにおいて、特に重要視していることはありますか?

小倉:育成コースの中では、特に重要視しているのは「フィードバックスキルの習得」です。トレーナーは受講生のお話を聞いて、その場で課題や変化を分析し、成長や改善に向けたフィードバックする役割を担っています。そのため、育成コースの中でもフィードバック力に焦点を当てた単元があるんです。

渥美:トレーナーのフィードバックにも育成する要素があるんですね。

小倉:もちろんです。受講生一人ひとりの話す力の強みと課題を見つけて、指導していくことがkaekaの価値なので、組織としてフィードバック力の育成に力を入れています。

渥美:例えば、フィードバック力の習得ではどのようなことを意識して育成しているんですか。

小倉:そうですね。例えば「どのような観点を意識しながら、受講生のお話を聞くのか」「どのようなポイントを優先度高く伝えるべきなのか」という観察眼を養ったり、実際にどのような言葉・型でフィードバックをお返しするとわかりやすいかなどを考えたりしていきます。kaekaにとって重要な部分だからこそ、全トレーナーで共通認識を持てる機会をとっているんです。

渥美:kaekaトレーナーとして受講生の課題を分析し、言語化するスキルは非常に重要ですね。ただ、このようなスキルの向上は難しいんじゃないでしょうか?

小倉:もちろん、トレーナーに必要なスキルを身につけるのは、簡単ではありませんが、現役トレーナーが一丸となって指導を行なうことで合格まで支えられる体制があると考えています。スピーチトレーナーという道を選んで頂いたからには、こちらも育成にはできる限り力を尽くしたいと思っているんです。
また、現役のトレーナーにとっては、育成コースに携わり、話し方教育の知識を共有することで自分たちのスキルもブラッシュアップされるというメリットがあると感じています。

育成コースの様子

良い話し方教育は、良いトレーナー育成から

渥美:トレーナーの教育を自社で行うことで、トレーニングの質も維持できるということですよね。でもそのために「育成コース」を設けるってとても大変なことだと思います。率直に、なんでそんなに力を注いでいるのかお聞きしたいです。

小倉:1つは、どのトレーナーが担当したとしても「これがkaekaのトレーニングか!」と感動をしていただくために必要だと考えているからです。トレーナーがそれぞれ自由にトレーニングをご提供していたら、人によって体験に差が生まれてしまいます。そうすると、受講生の方が「kaekaを受講しよう!」と決断するのは難しくなってしまうと思うんです。だからこそ、トレーナーの視点やバックグラウンドの多様性は大切にしながらも、根本的な考え方は統一されていることが重要だと思います。

渥美:確かに、私も受講生だったら価値観や教え方が共通しているトレーナーの方々から教わりたいです。定着もしやすいし、混乱もしなくていいですよね! 他にはありますか?

小倉:そうですね。2つ目に、受講生の方のニーズに対応できるトレーナーの育成を目指すうえで必要な取り組みだと考えているからです。kaekaには、経営者の方や政治家の方などを含め、多様なバックグラウンドとニーズを持つ受講生さんが増えています。中には、その分野の背景知識を知っていないと適切にサポートをできない場合もあります。トレーナーは話し方のスキルだけでなく、広範な知識・知見を求められるんです。
だからこそkaekaの育成コースは、業界知識を身につける機会の役割も果たしています。例えば、政治家の方のサポートをしていくために、政治に関する知識・理解を深める講義もあるんですよ。

渥美:政治に関する講義ですか、面白そうですね!この育成コースはkaekaの強みでもある多様なトレーナー集団を作るためにも必要なんですね。

小倉:そうですね。あとは、しっかりとした育成コースがあることで、新しいキャリアパスも提供できます。「話す力が大切だとおもう!」「話す力の教育を自分も広めたい!」という情熱ある方にとって、kaekaはチャレンジの機会を提供できるとおもいます。そうやって、今までも自然とトレーナーのバックグラウンドの拡大がされてきたんだと思います。

育成コースの様子

どんな方がスピーチトレーナーに向いているのか

渥美:ちなみに小倉さんはどのような人がスピーチトレーナーに向いていると思いますか。

小倉:人の成長・変化などに貢献したり、立ち会えたりすることに喜びややりがいを感じる人だと思います!

渥美:確かにスピーチトレーナーの昆野さんも、「人の話し方の変化を面白いと思える人がトレーナー向きだと思う」と仰っていましたね(https://note.com/kaeka/n/ne2ab2368c9da)。他には、何かありますか?

小倉:あとは、素直な心で人と関わることができ、話す力と聞く力の両方を持ち合わせている方が多い印象がありますね。ネガティブ・ポジティブなフィードバックを素直に受け止める力は、やはりトレーナーとして大事だと思います。

渥美:スピーチトレーナーだからこそ、人に対する素直さと受講生の心の声を聞く力が必要なんですね。

小倉:はい。また何よりも、「話す力って大切だな」と思っていただける方には、ぜひトレーナーにチャレンジしていただきたいですね!

kaeka今後の展望

渥美:では、トレーナー育成コースの今後の展望を語ってください!!

小倉:トレーナー育成コースは、受講生のニーズや変化に合わせながら回を重ねるごとにアップグレードしています。
「スピーチトレーナーになる!」という強い意志を持ってくださった方が、このプログラムを走り切ることができれば、kaekaスピーチトレーナーとして自信を持って活躍することができる状態になります。
今後もカリキュラムに磨きをかけながら、より多くの方に「スピーチトレーナー」というキャリアパスを広め、確立していきたいと思っています。

興味がある方々に一言

渥美:ありがとうございます。最後にスピーチトレーナーに興味を持っている方々に一言お願いします。

小倉:スピーチトレーナーは、多様なご職業や背景をもつ受講生の方々を担当するため、同じ仕事をしているようで、日々異なる世界観に触れることができます。自分の視野を一段、二段も広げることができる可能性のあるお仕事です。もし、ご興味ある方いましたら、ぜひ一度お話しさせていただけたら嬉しいです。


kaekaダイニングのご紹介

kaekaのメンバーや組織に興味を持った方に向けた交流会を開催します!

■イベント開催日時:3月1日(金)19時~21時 (途中参加途中退出可能)
もっとkaekaのことやkaekaのメンバーを知りたいという方はぜひご参加ください。参加フォームは以下から。皆様のご参加をお待ちしております。

渥美:今回は、kaekaスピーチトレーナー育成コースについて、詳しくお話しして頂きました。私もインタビューをしていて、謎多きトレーナーの皆さんのことを知れたので楽しかったです😊
kaekaのことをもっと知りたいと思ってくださる方が少しでも増えていれば、嬉しい限りです!最後までお読み頂きありがとうございました!


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