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カエカの拠点拡大の成長を創る「一人目人事」を募集します。
2024年もあと少し。年末の今、一年を振り返る方も多いのではないでしょうか。
2024年の締めとなる今回のnoteでは、カエカの2024年の歩みを振り返り、2025年をどのような一年にしていきたいかを代表千葉佳織とスピーチトレーナー小倉琳の二人が語りました。
飛躍の1年〜2024年のカエカを振り返る〜
-2024年ももう直ぐ終わりを迎えますね。2024年はカエカにとって、どんな一年でしたか?
千葉:大きな飛躍を遂げた一年でした。2022年、1回目の資金調達のタイミングで銀座校をオープンしたのですが、お客様の増加によって場所が逼迫し、新たに今年築地校をオープンしました。現在はオンライン校も含め3校での運用を開始しています。また組織の大きさも昨年と比較すると正社員数が倍以上となっています。
小倉:より多くの方に「話し方教育」や「カエカ」という名前を知っていただく一年でしたね。1月にビジネス映像メディア「PIVOT」にカエカを取り上げていただきました。また、4月には千葉が『話し方の戦略』を出版して、下半期には地上波での取材もいただきました。どれも本当に多くの反響をいただき、「話し方を学ぶ」ことを前向きに捉えていただけるようになったなと思っています。
千葉:まさにそうですよね。この数年で話し方教育に対する偏見は少しずつ変わりつつあると感じています。正直な話、最初は「話し方を学んでいるということを周りに知られたくない」とおっしゃる方も少なくありませんでした。一方で最近は、ご自身から積極的に「kaekaで学んでいる」と公表してくださる方も増えてきています。話し方を学ぶことが自分や自分の周りの方にとってポジティブであることを強く感じていただけるようになっているのかもしれません。
また、お客様と近い距離でサービスを提供できる機会をいただけていることを本当に嬉しく思っています。先日、「サービスを作ってくれてありがとう」と涙ながらに直接感謝のお言葉をいただく場面がありました。コミュニケーションの課題を払拭することは本当に難易度の高いことです。だからこそ我々は、話し方の学習を科学することで、人の力を信じ続けて、人が成長し続けられる世界をつくりたいと思っています。
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カエカは、2025年に何を目指すのか?
-2024年はカエカが力強く前に進んだ1年だったことが伝わってきました。来年2025年はどのようなことを目標にしていきますか?
千葉:カエカが目指すのは、「①全国展開への第一歩:大阪校の開校」「②法人・団体向けの研修事業の拡充」の2つです。
1つ目からご説明していきます。これまで、オンライン校で35都道府県 、4カ国・地域(2024年5月時点)からサービスをご利用いただいております。話し方トレーニング「kaeka」でお伝えしているのはオフライン / オンラインにかかわらず、話す時に必要な技術やスタンスです。そのためクラスの形態にかかわらず満足度4.8点(5段階中)と非常に満足いただいています。
一方で、「家が近かったら実地で通いたい!」というお声をいただくことがあったのも事実です。そこで、来年は全国展開への第一歩として、関西圏に進出すべく、大阪校をオープンする予定で準備を進めています。「話し方教育を全国に広げ、誰もが言葉を磨く社会を作る」というカエカのビジョンを達成するために、誰もが「自分が学びやすい方法で、話し方教育を受けることができる」状態を作っていきたいと考えています。
小倉:2つ目は、法人・団体向け研修事業の拡充です。カエカはこれまで個人向けサービス(toCサービス)を中心に拡大を進めてきました。ただ、徐々に法人・団体向けサービス(toBサービス)に対して関心を持っていただける機会が増えてきています。
私たちとして嬉しいのは、「カエカの研修は本当に実践的で役に立った」「最初は話し方を学ぶってどんなことをするのか想像がつかなかったけれど、カエカのトレーニングを通して重要性と成長実感を得ることができた」というお言葉をたくさんいただくことです。2025年は、組織全体として法人・団体向け研修事業に注力していくことで「話し方学習が本当に社会の課題解決に貢献する」と伝えていきたいと考えています。
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「一人目人事」が絶対に必要
-2025年もカエカとして実現していきたい目標がたくさんあるということですね。それを実現していくために、今組織に必要な力はなんですか?
小倉:より多くの仲間を集め、モメンタムの高い組織を作っていくことです。そのために組織作りの根幹を担う「一人目人事」の方にジョインいただくことが必要だと感じています。
これまで仲間集めは、私と代表の千葉が二人で、人事の役割を他業務と兼務しながら中心に行ってきました。ありがたいことにこれまで本当に素晴らしい方々が、ミッションやビジョンに共感して、ジョインをしてもらうことができています。
一方で、今後サービスの拡大とともに組織を大きくしていくためには、人事職種への専門性とコミットメントによりスピード感を高めていくことが求められます。現状の計画では、来年は組織を現在から3倍近くまで拡大していく予定なので、想いを持って組織を作っていける方が必要です。目標を担い、やり切りたい!という思いを持った方を迎えたいと思っています。
千葉:「これからのカエカ」に対してどのような仲間を集める必要があるのか、そのために何をしていく必要があるのか? そんなこと一緒に考えていける方が心の底から必要な状況です。
カエカでは、「対等」「リスペクト」「ラストマンシップ」の3つのバリューを大切にしています。カエカのカルチャーである「強くて、優しい組織」を一緒に大きくしていける方を探しています。
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カエカの人事の魅力
-拡大していくために「一人目人事」の方の重要性は高いですね。カエカで人事として働くことの面白さはどんな部分にありますか?
千葉:カエカの事業づくりは人が命だと思っています。「目の前の人に真剣に向き合い、全力でサポートをできる人を集めること」は、すなわちサービスの質を高めることであり、会社を成長させることに繋がります。そのために一緒に頑張れる仲間を集めて、仲間の力を伸ばしたり、力が最大限発揮できるよう環境を整えていったりすることは不可欠です。「人」という側面からサービス作りにアプローチしていけることがカエカの人事の魅力だと考えています。
小倉:あとは、自分が採用に関わった方が「誰かの成長に立ち会えてよかった!」と喜んでいる姿を直接見られることも、カエカの人事の魅力だなと思っています。カエカは、受講生の方から「〇〇さんに伴走してもらえてよかった」とバイネームでお伝えいただくことが多いんですよね。そのため、貢献実感を感じながらサービスの価値を信じて仕事ができているメンバーばかりなんです。
自分が「カエカに入ってください! 私たちの仲間になってください!」って伝えて入ったメンバーが輝く姿を見れることほど嬉しいことはありません。
カエカに入ったら、やりがいを持って働いてもらうことができるっていう確信を持って採用活動ができるのも、面白さの一つだと思います。
だからこそ、カエカの人事は、「ご入社いただくことが、採用候補者の方にとっても、私たちカエカにとっても幸せに繋がる」と考えて、採用活動を進めていくことができると考えています。
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千葉:確かに「その方が幸せに働ける選択肢を一緒に探す」というのは、カエカが大切にしてきた考え方ですね。自信を持ってカエカをお勧めできる時には、お一人お一人に対して「なぜ関わっていただきたいのか」「カエカにご入社いただいた後に、どんなことを期待しているのか」を書き記した「その方だけのオファーレター」をお渡ししています。
また、実際に採用を進めていく中で、「とても関わって欲しい方だけど、その方にとって今のカエカでは幸せになれないかもしれない」と思った時には、オファーを控えることがあります。時には、「採用目標数値の達成」とは矛盾するかもしれませんが、サービスを通して人に向き合うカエカが大切にしてきた「人事ポリシー」だと思います。
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お一人お一人に合わせて丁寧に文章を作っていきます。
一人目人事として経験できること
-人事として働くと、具体的にどんな経験を得ることができるんですか?
小倉:今回は便宜上「一人目人事」と名前をつけていますが、「一人目人事は、ただ人事にあらず」だと思っています。一人目人事として活躍することができれば、様々な職種の横断的な経験とスキルを身につけることができます。
たとえば、採用の母集団形成をしていくためには、カエカで働く魅力を誰に対して、どのように打ち出していくべきかという「広報 / マーケ」の力が必要です。また、事業計画をみながら採用計画を確実に達成していくためには、戦略立案や予実管理といった「事業企画」の力が必要です。そして、会社を売り込んでいくためには、候補者の方のニーズを汲み取り最適な提案をする「セールス」の能力が求められます。これら全ての経験を得ることができるのが一人目人事という仕事なんです。
-確かに採用には、本当に多くの職種の能力が必要ですね。これら全てをできるとなると少しハードルが高く感じる方もいるようにも感じますが、そこはどうですか?
千葉:もちろんこれら全てを最初から身につけていている方だけを求めている訳ではありません。私たちも日々学びながら、少しでも多くの方にカエカを選んでいただけるように努力しています。また、カエカにはそれぞれの分野の専門家がいます。もしあなたが苦手な部分があるのであれば必要な人の力を借りて、力強く仲間集めを進めていただきたいです。
また、正直なところ、「人」に関わるありとあらゆることを、私たちと一緒に思考しながら実践していくという形になると思います。経営に本当に大切な人事としての役割を担う方と出会うことができれば、カエカとして取り組める未来が劇的に変わってくると思います。
もちろん当然ですが、引き続き私たちも全力で採用に参画していきます。
新しい業界のスタンダードをつくりにいく
-ありがとうございます。最後にこちらの記事を読んでいる候補者の皆さんに伝えたいことはありますか?
小倉:本当の意味で「まだない価値を作る」ことに挑戦できる環境は多くないと思います。私自身は4年ほどカエカで「話し方教育」が世界に受け入れられていく様子を見ることができて、日々心の底からワクワクしています。新しい価値作りに挑戦したいと思っている方、人に対して向き合う事業に関わりたい方、ぜひ一緒に挑戦して欲しいです。
千葉:そうですね。まだまだ成長段階、もっと成長したいと思っています。そして毎年、一年前が遠い一年であるかのように感じられるほどの成長を迎えたいと強く思っています。
カエカは今、本当に面白いフェーズに入ってきています。まだまだ、やりたいことがたくさんある中で、あなたのお力をお借りしたいです。少しでも興味を持っていただいた方は、まずは経験の有無に関わらず、一度お話ししましょう。