モチベーションとツールの関係
「〇〇をするために道具が買いたい!」
それって、本当に必要?
私は小説を書くが、最近はもっぱらスマホで書いている。もちろん、文字を打つスピードはパソコンの方が格段に早い。
ではなんでスマホで書くかというと、モチベーションが保たないからだ。
パソコンで小説を書こうとすると、よし書くぞ! と思ってパソコンを開いて、ワードを開いて、何十分も黙々とパソコンと向き合わなければいけない。それがつらくて仕方がないのだ。
一方スマホだと、気が向いたときにアプリを開いて、数行書いて、少し疲れたら他のことができる。
つまり、効率はスマホの方が劣るが、気が向いたときにすぐ書けるから、結果的にスマホで書いたほうが多くかけるのだ。
これと同じで、「この道具があったら、作業が一段と早く進むからモチベーションが上がるだろうな」と思うのは危険なのだ。
効率とモチベーションは必ずしも比例しない。モチベーションを高めるには、効率を度外視してさまざまな方法でやってみるのが手っ取り早いのかもしれない。
もちろん、一番大事なのは作業をし始めることなのだが。
小説書かなきゃ……。