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師匠からの「うらやましい」②

こんばんは!体育の先生をしています、中山楓です。

前回の続きを書いていきます♪

新卒1年目のとき、運動会の練習を通して、ベテランの教頭先生との違いを目の当たりにしました。あまりの違いに凹んでいたとき、何気ない会話の中で、教頭先生が言ってくれました。

「いやー、先生がうらやましい!」って。

なんでなのかわからず、聞いてみたんです。

私「え、なんでですか!?(*_*;」

教頭「なんかさ、子どもたち、先生には、ちゃんと感情出せてるもんね!」

私「感情…ですか…?」

教頭「うん、そう。俺はさー、子どもによく無理をさせちゃうんだよね。ケガしてたり、調子が悪かったりしたとき、子どもが言い出せずにそのまま我慢させてしまうことがあるんだよー。」

私「そうなんですか!?ケガとか、痛いとかの報告いっぱい来ますよ!(*_*;」

教頭「うん、先生のとこには、子どもたち甘えて何でも話しに行ってるもんねー!俺のところにはねー、子どもたち甘えに来ないんだよ~(*´Д`)」

私「甘えに来ない…」

教頭「うん、だから、先生がうらやましい!!(*´▽`*)」

話し終わった後、少し泣きそうになりました。
こんなにもレベルの高い授業をしている教頭先生から、そんなことを言ってもらえるなんて…!!

確かに、教頭先生は自分の父親と同じくらいの年齢。子どもたちからすると、祖父にもなる年齢差だったりします。

教頭先生にも、そういうのあるんだなって思ったのと同時に、こんな風に言えるに大人になりたいなって思いました。

子どもたちと1番、歳が近いということは、なめられやすいということ。でも、それは逆を言うと、甘えやすい、寄り添いやすいでもあるんだなって気づけました(*´ω`*)

子どもたちと横並びで、笑いながら一緒にいれる先生でいようと決めました☆

このときの決意があって、今もずっと日々大爆笑しながら授業をしていますヾ(≧▽≦)ノでは!!

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