元教師が感じたこと~「ダメと言われずに育ってきた子は自主性に強い」~
みなさん、こんにちは。なかやま かえでです。
先日、以前勤めていた小学校でお世話になっていた先輩先生方と一緒にランチに行ってきました。
そのときに、「ダメと言われずに伸び伸び育ってきた子の方が、自主性に強くなっていくよね」という話になりました。
確かに体育の授業を受け持っていた時もそうだったなと感じます。
例えば縄跳びの授業のとき。
各自の課題に取り組む練習タイムを設けていたのですが、その時間中は基本子どもたちに自由にさせていて、活動を見守っていました。
もちろん怪我に繋がるものは注意していましたが、そうでないものは放っておいて、よく子どもたちの動きを見ていました。
すると、元々縄跳びに対して意欲的な子は黙々とチャレンジしたり、私にコツを教えてくださいとアドバイスを求めてくるようになりました。
そして興味深いことに、意欲的でない子も周りの空気に引っ張られて、自分のペースで練習し始めるようになる子が多かったんです。
私の体育教諭としての師匠も以前教えてくださったことがあるのですが、
「出来ていない子を注意するよりも、出来ている子を大げさに褒めてあげた方がいい。そうすると周りも背筋が伸びて、全体が引き上げられるから。そして褒められた子も嬉しいわけだし、どんどん良い循環になるよ。」
とおっしゃっていました。
良いところを褒めてあげ、「ダメ」と言われずに育ってきた子は強いなと感じます。
ぜひ、教育者やお子さんを持つお母さん、お父さん方、お子さんの可能性に期待してみてあげてください(^^)/