動画の私は嘘が付けない正直者で本当に思っていることを見せてくれる
あ、ウソついた。まただ。
相手の目と反応を気にしてる。
そんなウソと欺瞞が時折見えるセッション中の自分。嘘が隠し切れていないので違和感が少しあった。
パッと見、この間書いた自分のコーチとしての在り方迷子の時と同じ感じ。でも今回はちょっと違う。
クライアントとして座る私が嘘に溢れていた。コーチとしても自己一致した発言がしたいけれど、クライアントとしても自己一致した発言をしたい。
気づかない嘘は隠しきれない想いと恐怖
9/3に初回導入セッションを受けて、明日9/25が2回目のセッション。その2回目を前にしてようやく、先延ばしにして逃げてきたパンドラの箱を開けた。それは導入セッションでの動画を見ること。
開けるまでは時間がないから開けられない、って思ってたけど違った。開けたくなかったから時間を理由に仕立てて開けてこなかったのだ。
パンドラの箱を開けて出てきたのは、認めたくない自分。気が付かないうちに自分で自分に嘘をついている自分。
「まーさんの前では結構素が出せてる気がします!」
そう発言して言い切る自分。そこには嘘はなくて、思ったことや感じたことをキタナイ部分も含めて出していると思っていた。
ただ一方で動画を後から見ていると、時折今思ってないことを発言してるなと感じた部分があった。それは自分だから気がつくのかもしれない。明らかに嘘だった。
それが発言されたのはセッションをした3週間前、その瞬間は私は自分がウソをついているという自覚はなかったと思う。
無自覚にウソをついていた。
私は自分は嘘が上手いと思っていたけど、全然上手くなかった。ウソをついている私の違和感はとても大きくて、発言する言葉を嘘にするのは上手いのかもしれないけれど、顔や表情を含めた表現としての嘘はヘッタクソだった。
評価されそうな時にウソをつくくせがあるらしい
どんなときにでもウソをついていたわけではなかった。動画を見ていて安心感のある時はウソをついてない時だった。
ウソをつく時には特徴があった。それは聴いているまーさんの反応が怖い時。特にまーさんからの質問に答えていた時だった。
価値ある時間とはどんな時間だと思いますか?という問いを事前質問としてもらい、セッションの最初でその問いについてに触れた。
その時の私が全面で考えていたことや叫んでいたことは、「まーさんは私の答えどう思いましたか??」と聴いてしまいたい思い。
と、同時に聞きたくない思いもあった。
まーさんからもらった質問に対しての私の答えに間違いは絶対にない。なぜならこの答えは私の中から私が考えたもので私以外がどうこういうものではないし、それによって変えるものでもない。だから聞く必要はない。
ありのままの私が私だから人の意見は関係ない、と強ぶっている私。他人に言われて、ぶれるようなものは大切な時間じゃない。
でもそれは綺麗にした・ウソを言い聞かせた私の考え。本当はどう思いましたか?って言ってみて、"思ってたよりも…"と言った反応が来るのが怖かった。
何よりもそれを聴いても意味ないでしょう?とまーさんに諭されるのも嫌だった。そんなんわかってる!ってことを改めて突きつけられたくないという、勝ち気でプライドの塊なドロっとした自分。
頭で理解していることと気持ちの向かう方向性が違っている
私はこのウソを発言している時には一切気付いていない。ほんとは聞きたくてたまらないけど、そんな気持ちには気づかぬふりをして、"聞く気のない私"を演じている。
演じているから違和感がある。でも本人は演じている気は全くない。
この厄介なるブレは私が頭で理解していることと心が欲していることがズレていることによるのだと思う。
他人の評価を気にして動けなくなることをやめよう!は頭も心も一致している。
でも評価気にしないから、どう思うか聞かなくていいや、は頭ではそれでいい、そうしたいと思っていてもまだまだ不安な心が残っていて一致していない。
なんで不安なのか?を考えてみたら、とっても可愛らしい片思いくんがそこにいた。
ありのままでいたい!服は全部脱ぎ捨てる!そう高らかに宣言している自分は割とイケイケのギャルみたいな女の子。
その後ろにひっそりといる弱気な男の子、この子は【ありのままじゃなくていいから、相手に受け入れられる自分に変わっちゃいたい】と思っている。
相手に合わせて自分を変えることで好いてもらいたい、そう思っている。
まず私はこんな男の子がいることに、幸せだなーって思った。自分を変えてでも受け入れられたい/好かれたい。そう思えるような相手と自分が今出会っていることが幸せだ。
そのくらいきっと私にとって、大事にしたいものや価値観が近くて、そして憧れもあってそんな人に出会えている奇跡。
そこに感謝しつつ、そっと男の子にはお説教をしたいのだ。
他人に合わせる人生でいいのか、少年よ。
相手に合わせて、嫌われない自分を作り出したら大丈夫。それは私が昔から得ていた愛の形によるもの。
愛しているからこそ、自分の目の届く範囲で育ってほしいという親の愛によって私は親の望む範囲に形を変えながら育ってきた。
見かけ上、親の想いに応えるような自分でいることで愛を得てきた。(実際は無償の愛とかそういうのは一旦置いておく。)
だからまた自分を変えることで人から受け入れられようとしている。
でもそれって違うのかもと今は思う。
人は個性があるからこそ面白い。違っているからこそ面白い。その個性がその人らしさが好きだから時間を過ごしたいと思えるんじゃないか?
家族や恋人とは違う、他人だからこその関係性、それは一致してないことが良さであるということ。
家族ならば違いは時にはストレスになる。けど家族じゃないからこそ好きなところに目を向けるが出来ると思う。
だから違ってていい。自分と違う、でも面白いともっと聞きたいと思う視点や考え方を持っている、そんな人と共に過ごす時間は発見に満ちてて楽しいはず。
そう思うと好かれるために自分を変えようとしちゃう弱気な男の子はもったいないと思う。だって自分から自分の強みになる個性を消しちゃうから。
むしろ好かれたいんだったら、どんどん個性を出してこの人面白いって思ってもらって共に過ごす方が楽しそうだ、そんな想いに今溢れている。
ここまで前回のコーチングでの自分の不自然さ、ウソについて自分を客観視してみて考えたことを書いてみた。今思っていることはこれである。この考えを指針を持って明日2回目のコーチングセッションに行ったらどんな私がまーさんの前に現れるのか?
どこまで脱ぎ捨てて自由な私でいれるのか?その私をセッションの後にみたらどう感じるのか?
気になって仕方ない!
どんな私が出てもいいと思う。それが今の私だから、どんな私が出ても受け入れようと思っている。
自分について語る自分を動画で見ることは嫌だけど気づきが多い!
最後に、全く別の話になるけれど、コーチングを受けている人はぜひセッション中の動画を見てほしい。いろんな発見があるのだ。
自分が喋っているところを見てみるのって結構しんどい。友達と遊びに行った時に、友達が撮ってくれる動画を後から見返した時に恥ずかしくなったことってない?
私はいつもある。だから旅行の思い出としてのビデオは嬉しいけどなかなか再生しなかった。だって自分の声が、表情が嫌なのだ。
自分ってこんな口への字で喋ってるのか…と凹む。
だから見たくはないんだけど、見ると現実わかっちゃうのでいくつか発見はある。
一つ目は自分の喋り方を改善できる。これはオンライン、オフライン共に人生に役に立つ。
口をちゃんと開けてハキハキと喋る人になりたいものだ。
二つ目はコーチング特有のことになるけれど、自分の無意識に気付ける。心に隠し持っていたものを再発見できる。
コーチングのセッションの間、そのほぼすべての時間はクライアントのことを知る時間だ。こんなこと日常ではめったにない。よっぽどのおしゃべりさんか話を引き出す名手でなければ大体半分くらいの時間があなたのことを話す時間になる、無意識で。
こんな体験に慣れていない脳みそはセッションの中でも特にインパクトの強いところだけを持ち帰りがちだ。でも本当はセッションの中にいくつも気づきのタネがあったりする。
私は欲張りだからセッションの間に出てきたものは全部持ち帰りたい。だからもう一回ゆっくり見返して、自分の発言を聞いてみる。
三つ目は今回の私と同じ、自分で気が付いていない無理をしている自分に気が付く。
セッションの間にコーチが気付いてくれることもよくある。「本当にそう思ってますか?」なんて問いかけをくれるコーチもいる。
でも自分のことだからこそ、自分が気が付ける部分もあると思う。なんでこんなに言いにくそうなんだろう、なんて自己探求もできれば、なんか変な自分だなと違和感に気が付くこともある。
コーチと作る自分のためのセッションの時間を余すことなく満喫するために、セッションを見返すのはいい教材になる。(まだ私は前回の分が見終わっていないけれど)
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を探したい!
そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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