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大高あみ
2022年9月5日 00:57
子供のころ、学校でもらった地図帳を眺めるのがすきだった。バッ!と開いたページを見て、知らない土地の知らない道に思いを馳せる。聞いたこともない湖。見たこともない神社。学校が何個入るのかわからないほど広大な田畑。それなのに地理は苦手だった。どこに何があるかということに興味はなく、ただただ自分の知らない世界にロマンを感じていただけだったのだろう。今でも、知らない街を通るとワクワクする。