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情を交わす女性を求める魂の叫び


定年後の過ごし方

先日、内輪で話題になったことを考察します。
定年も見えてきた既婚男性は、家庭の外に何を求めるのか。
今回は、既婚で50-60代くらいの男性にフォーカスして、その年代の方がどのような経緯で不倫という道を選んででも異性を求めるのか、私なりに感じたことを綴ります。


人生の数だけ物語がある


契りと寂しさの狭間で

私は、色んな人の話を聞くのが好きです。

人の数だけ人生という物語があって、今までの経験からどのように考えて行動して今の結果にあるのか。
努力だけで思い通りになることは少なく、運やタイミングでまた複雑に絡まり、底から抜け出せずにいる人や思わぬ幸運を手にして誰もが憧れるような生活をする人もいます。

大体の人は安定したそれなりの生活を送っていて、傍から見ると特に問題なく過ごしているように思います。
でも、心から満たされた人生を送っている人というのは一体どのくらいいるのでしょうか。

トビラの会の運営側に送られるメッセージの文面からは、性癖の合う女性を探す男性の、強烈な寂しさからくる叫び、のようなものを感じることも少なくないようです。

夫婦関係の隙間

埋められない隙間

50‐60代の既婚男性でお子さんがいらっしゃる場合、段々お子さんに手がかからなくなってきて、お父さんという役割を求められることも少なくなってきます。
今まで、がむしゃらに家族のためにために働いて、時に地域奉仕活動やPTAに奔走し、休日も家族サービスや子供の部活の応援などで、忙しく走り抜けてきたことでしょう。
夫婦仲が良ければ、さて、これからはまた二人の時間を楽しく過ごしていこう、となります。
しかし、家族としてうまくやってきたが、男女としてはもう情を交わすことができない、そういう夫婦もいらっしゃるでしょう。

お子さんがいらっしゃらない場合、協力して生活を維持し、それぞれ仕事に趣味に楽しく過ごしてきて、仲は良く凪いだ生活に安定感を感じつつも、でも何か足りない、と感じることがあるかもしれません。

足りない何か

人は自由な時間が増えれば増えるほど、色々と考えてしまうものだと思います。
色々あったけど何とか安定した生活を築くことができた。
あとはそんなに頑張らなくても何とかなるし目途が立ったし、さてこれからどうしよう。
そんな時に、自分の人生は本当にこのままで良いのか、と考えてしまい、この先深い情を交わす人が身近にいないことを想像すると、急にどうしようもない焦燥感や虚しさが襲ってきて、特に男性は、このまま男として枯れたくない、そういう心理状態になるような気がします。

夫婦仲が悪いのは努力不足?


夫婦仲で情を交わせなくなること、それは単純に努力不足だとは私は思いません。
どうしても相性の悪さというものはあって、結婚は勢いとタイミングもあるし、ぴったり相性が良い人と運良く結婚できる人の方が少ないと思います。
最初はラブラブだったとしても、一緒に生活をする上での価値観の不一致の積み重ねができたり、ライフイベントや親戚付き合いの中で起こった出来事で修復不可能な亀裂が入ることもあります。

夫婦としてやっていけないのであれば、離婚して自由になり新しいお相手を探すことが一番良いといえば良いのですが、様々な事情で離婚という選択肢がない方もいるかと思います。 
決して不倫を推奨しているわけではありませんが、綺麗ごとだけで済む世の中だとも思っておりません。

事実からは目をそらしてはいけない

どうすれば満たされるのか


では、その方はどのように自分の渇きを癒していけばよいのか。
一番の近道は、自分の虚しさや悲しさの原因を探すことだと思います。
自分が本当は何を求めているのか、答えは自分の中にしかありません。

一番満たしたいものは何か
性欲?
男としての自信?
性欲も満たした上で情を交わせる関係?

情を交わすとしたらどのような女性か
見た目が好みな女性?
甘えられる人?
性癖を満たせる人?

もちろん複数あると思うので、その中で優先順位や妥協点を考えて、それを満たせる方を探すのが良いかと思います。
色々と試すことで見えてくることもあるかもしれませんが、やみくもに自分の飢えを満たそうとすると、さらに虚しさが募る結果になり兼ねないので、注意が必要です。

あとは、お相手に対して可能な限り誠実であることかなと思います。
既婚であることを隠したり、いずれ別れることを考えている、と不確かなことで期待をもたせたり、そういうのはトラブルの種になります。
既婚者同士という境遇が近い方が理解し合えることも多いかもしれませんね。

本当に満たしたいもの

まとめ

安定した人生の先に求める心の充足感。
飢えを満たすには、自分の心を整理し、求めるものを明確にした方が得やすいかも。
情を交わしたい相手には可能な限り誠実に。

今回の趣旨とは違った個人的な話をすると、男女の仲ではなくなった夫婦でも、離婚するほどではないと思われ一番の座を維持できる奥さんの存在を羨ましく思います。
私は純粋に愛されて一番になったことがないので。
好きな人の一番になれる人となれない人の違いって何なのでしょうね。

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楓ベスティアール
カフェ代ありがとうございます♡ライター業務が捗ります♡