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少女愛
例えば、本が読めなくなった。
それも、周りがバタバタしていて、静かに読書を嗜むゆとりもないのだ。
学生には或る。学びの本分が、私には無いだけなんだ。
社会人から学べる数学なる本を読むが、字が小さすぎて、閉じた。
甥っ子が、数学精通の当然だが、教科書を実家に来た際、休みなので、宿題が出されたのだろう。居間で、勉強していた。
その、彼のノートをチラッと覗くと、彼は、随分軟弱な字体で、柔な書き方をしてて、まるで、やる気がないみたいだ。
そりゃ、そうだろう。
学生の本分は、学びとはいえ、其れは義務教育だ。
私の頃もそうだった。
人は活字を求める。
精神的な不安定の最中で、情報、言葉を求めるのだ。
本質的に活字中毒であった私には、忙しさに、負けて、文學が一切、読むユトリが、会社にも無くて、前の清掃の時はあったが、今は読んでいると、提督が、
あざとく見つけ、すぐ仕事を振る。
其れは忙しいわけでも無く、ただ、気に食わないから、サボっているから、そう言う風に、偏ったくぐもった見方をする。わたしも後輩ができた際は、そう言う生意気を言う、下っ端に、舐められ、虐められ、舐められた。
僕は、睨む彼の眼光が鋭く怖かった。
後々、彼は本気の僕を見て、怖い…と他の先輩の影に隠れた。
其れはこっちの言う台詞だよ!?!
苛立ちを、内に抱えて、前を向く。
明日は、仕事初めだ。
龍神信仰🪯は、信じなくていいし、その正体は、わたし自身が、苛立っていたのは明かしたし、実際、周りはその事を指摘していた。
今年は龍神だ。
年だ。
母が、年女だった。
その偶然はさておき、龍神信仰が、自然を大事にしなかった罰が、降りたんだと言うわたしに、父親は、自信がないからだと云う。
僕の言い方は、カッコつけた言い方で、もっと、馬鹿な言い方をしなさい?と云うので、なんなんですか其れは笑と言うと、父親の方が、可愛い。
僕のは、憤怒の、仁王像みたいだ。
仏の顔が匂う像、なんて、鼻を伸ばして、テレビの美人女優を、お惚気で見ているわたしも、皆んな、癒しを求めている。
怖い人相や、金剛力士像なんか、見たくない。
女の子達が好きなのだ。
少女愛が、あった。
少女を愛している。