死神の精度"zero"
生きて帰れると?
彼は再三、尋ねた。
僕をどうする気だ?
何もしないで欲しい。
貴方が自分の罪を隠蔽するのはミエミエだから。
必死に探してるダロウ?
…
ダンマリ決め込んでネェ?
何を考えているか、当ててあげようか?
ハ?!?
君が僕を潰そうとしたのは、今から2年前。
ハァ?!???ふざけんな?!?そんな前の話覚えてる訳ねーだろ?!??
何焦ってるの?
クソが!!!!!!!!
僕は忘れない、たとえお前が忘れても、僕だけは、お前がした事を一生ユルサナイ。
殺してやる。
彼は三寸釘を、彼に見える様に、打ち付けた。
その音が、彼の脳内に響き渡る様に、強く、強く、強く叩いた。
キモチワルイヤツだ。
其れkimono敵に廻してるネ?
おやすみ
Good knight
聖なる騎士を掘り起こした。
死神が、足元に佇んでいた。
底には光など差してはいなかった。
そこに刺してあったのは、無限のナイフだった。
空を見上げると、光が無限に刺している。
僕を刺したナイフがいつか、僕にとって、其れが良かったんだよ、とそう優しく微笑んでくれる、貴方の優しさから来る者だと気づいた頃、僕を捕まえようと追いかけてきた死神達の、真っ黒な手から振り切れた。
生きたいと強く願った。
死にたくない!!
生きている僕の家族や愛おしい人々、その人達と別れたくない!!!!
強く、願ったんだ。
僕、生きていたい。
死にたくなんかない
だって、貴方を愛しているから
僕は愛を信じた。