政治的利益享受とその対価の暴走の可能性、快楽的判断低下。
政治に於ける平等性を主張する事は、民主に対しての利益の対価とそのリスクを高める事と同等である。
人が政治に於いて平等を主張する場合は、殆どが自らに不利益を被り、自分自身の人生の好転の機会を他人に完全に委託する自己中心的な思考の持ち主である。確かに、大半の人間は力がない。それは筋力や財力の話ではなく、人は多数派である事に圧倒的な優越感と自己肯定感を感じる生き物であるからだ。だが、問題なのはそこではない。真に問題なのは全ての責任、全ての機会を政治に委託する事によって民主に対する利