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まだ知られていない絶景スポットに興味がある方へコーンウォールの海岸へ行ってみませんか?

野生の花々が咲き乱れる海岸沿いのウォーキングが最高です。ガイドブックに載ってないのが不思議なくらい...。
イギリスでは夏の旅行先として非常に人気のあるコーンウォール。
6月上旬の訪問のため、まだ本格的なホリデーシーズン前で観光客も少な目。穴場でした。
この記事ではアクセス方法、ウォーキング、レストラン・宿情報について綴っていきます。


■コーンウォールってどこ?

イングランド南西部に位置します。私はこのコーンウォールのポート・アイザックという小さな漁村を訪問しました。


■なぜポート・アイザック?

ドクター・マーティン(Doc Martin)という医療コメディ ドラマの舞台になった場所だからです。
このドラマの初回を見た時から、ポート・アイザックの美しさが忘れられず、いつか訪れてみたいと思っていました。


■ポート・アイザックへのアクセス方法

湖水地方から列車とバスを乗り継ぐと16時間以上かかることが判明。うーん遠すぎます💦
しかしウィンダミア駅からマンチェスターへ移動し、そこからLoganairに乗れば1時間半で最寄りの空港(ニューキー空港)へ到着できることが分かったので行くことを決断。先割チケットなら片道£86。

帰りはEastern Airwaysで£75でロンドン・ガトウィック空港へ戻れるので、まずは往復の航空チケットをゲット。

そしてニューキー空港からポート・アイザックへはタクシーを予約しました。

Loganair

■ポート・アイザックのウォーキング

ドラマでは主人公の診療所として使われたFern Cottage。
坂の上にあります。
絵画のような漁村の風景に大興奮!
このフットパスをずっと歩いていけば、Doyden Castleに辿り着けると分かってはいたけど足の調子が万全でないので今回は断念。
Google レンズによると、この花の名はバレリアンだそう。

Google mapで緑で描かれているサウス・ウエスト・コース・パスを歩いていきます。

Castle Rock、Port Gaverne Beach方面へ向かいます。

美しいビーチとドラマチックな海岸線にずっと見とれながらの散歩。
ここは天国に続く道....???
カレンダーの写真のような風景が続きます。
「フェンスが無いから気を付けて! 」自己責任ってことですね💦
ベンチで何時間でもボーっとしていられます。
聞こえるのは波の音、風の音とカモメの鳴き声だけ。
澄んだ青い海、そして断崖絶壁が織り成す風景を独り占めです。
断崖と断崖の間の入江。これ以上近づいて覗き込んだら危険😱
複雑に入り組んだ海岸線の自然美💗

■ポート・アイザックで泊まった宿

The Old School Hotelの外観が、「ドクター・マーティン」の小学校として使用されている情報をゲット。主人公の恋人が教師として働いていた場所です。
嬉しくて迷わず予約。各部屋の名前が教科になっていて面白かったです。ちなみに私の部屋は"Religious Studies"(宗教学)

部屋の窓からの景色も絵画のようでした。朝食付きで£ 90.00。港まで近く便利なロケーションです。
但しこの宿、予約後のキャンセル時、一切返金がないので要注意。キャンセル保険に加入するようアドバイスのメールが来ました💦

部屋の窓からの風景
ホテルの朝食

■レストラン情報

コーンウォールといえばシーフード。夕食には「The Mote」でムール貝を注文しました。

バターとパセリのソースが絶品。
サービス料込で日本円にして4,700円。
大変賑わっていました。
予約必須のお店です。

お昼には、大人気のシーフードレストラン「Fresh From The Sea」でカニサンドを頂きました。美味❤

ロブスターも売ってましたよ。

■タクシー会社情報

ポート・アイザックへのアクセスで一番気がかりだったのは、頼んだタクシーが空港に時間通りに来てくれるかどうかという事。
Google mapの色々なタクシー会社のレビューを読んでいると、「予約したのに現れなかった」等恐ろしい書き込みがあったからです。

でも私が依頼したAbby Taxis Wadebridgeは大正解。
メールで問い合わせをして数分で「片道£55でOK」とオーナーのDaveから回答。素早いレスポンスは好印象。

その後、SMSが使えるか自信がないとこちらから連絡したら、「ドライバーはあなたの名前を書いたボードを持って到着ロビーで待ってます」との神返事が来たのです🤩

当日優しい女性ドライバーがニコニコと待っていてくれました。
旅先で感じのいい応対を受けると訪問先の印象もぐっと良くなりますよね。
ドライバーは日本の事を少し調べて下さっていて「日本の電車のダイヤは世界一正確って本当?」等、道中話が盛り上がりました。

復路のドライバーはオーナーのDaveさん。ホテルへ時間きっかりに迎えに来て下さり彼もフレンドリーで信頼できる方でした。

コーンウォール地方を観光の際、小規模経営のAbby Taxis Wadebridgeはお薦めです。


■ロンドン・ガトウィック空港へ

Eastern Airways

帰りはEastern Airwaysロンドン・ガトウィック空港へ。
心配したイギリスのLCCでしたが、往路、復路共に特に遅延もなくスムーズでした。


■まとめ

世界中にはまだ知られていない絶景が沢山あるんだなぁと実感しました。
アクセスには難がありますが、サウスウェストコーストパス沿いのウォーキングは最高ですし、シーフードも美味しく、コーンウォールは旅行先としてオススメです。


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