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レンタル障害者さん登場について思うこと

めちゃくちゃ久しぶりです。楓です。
厚生労働省の障害者雇用で雇われ国家公務員として働いていましたが、結果、もっとうつが加速してしまいました。  

9月から休職していて、もちろん退職金も失業給付金も条件不足のため対象外で、2月末に退職予定です。

それについては、働いてた場所が場所なので、書いてもいいなら(裁判とかされないなら笑)障害者雇用で感じたことなんかを、また書きたいと思います。


私のことは今回はいいんです。
今回は1月中旬に炎上した、レンタル障害者さんについて思うことを書きたいと思います。
まあ、今週の日曜日にご依頼をしているんですが、先週から忙しくしてて、ようやく書けるタイミングになりましたので、今日は書いていこうと思います。

1月10日くらいにレン障さんの炎上したツイートを見たとき、「うあー!やられたー!」と思いました。その手があったか。

要は、「自分は障害者手帳があるからいろんなところ割引で行けます。ちょっと変わってるのはご了承ください。依頼料はかからず、交通費とご飯とか食べるなら経費だけもらいます。」とのこと。

ちょうど、自分のできる範囲のレンタル業で働けないんだろうかと思っていたところでした。
人より話せるし、筑波大に受かるくらいは勉強はできるし、70キロまで持てるし、デリヘル10年働いてたし、イベントバーできるし、レンタル何もしない人やプロ奢さんって発想天才だよなあ、
でもレンタル彼女業は溢れてるし、何より雇われるのが苦手なのはよくわかったし、彼女ってほどの年齢でもないし。
何より、こんな見た目なのに女ってだけで性的なことに結び付きがち…

性的な仕事はもうやりたくなかったので、なんかうまいことできないかなぁと思っていたところ 久しぶりにTwitter開いたら、バーンと炎上していました。

ひろゆき氏も言っていたように、レンタル障害者っておもしろいから真似して増えればいいと思います。私も真似させて欲しいから今回依頼したいなぁと思っています。ご本人にも伝わってるのか伝わってないのかわかりませんが、真似したいって思ってるから依頼します、は伝えています。


埼玉県の精神障害者福祉手帳制度のポスター

この写真は昨日自立支援の手続きで市役所の福祉課で待っていた際に撮った障害者手帳の写真です。
私の場合は埼玉県ですが、千葉に住んでいた時とほぼ手帳の役割は変わらないと思ってます。

障害者手帳って、そもそも何のためにあるんでしょうか。

ポスターにあるように、

・所得税などの税控除
・携帯料金の割引
・公共施設の利用料の割引
・路線バスの割引

などのサービスが主に受けられます。


ではなぜ、そもそもそのようなサービスが受けられるのでしょうか。
ここから先は私の推測ですが、
そもそも、障害者手帳をもらうくらいの人は、往々にして所得が少ない傾向があります。

働いてメンタルやられたか働くとメンタルやられるのか、卵が先か鶏が先か、とりあえず社会生活を送る上で、何かしら精神に負担がかかる。傷つきやすい人が多いと思います。

めちゃくちゃ稼げたらいいけど、現実、精神障害を隠して働くか、障害者雇用、非正規でバイト、フリーター、ニートが大半だと思います。
そんなもとから所得が低い上に、高い税金かかったら生活していけません。
だから、この手帳があれば、申請されすれば所得税が控除される可能性があるようです。
あるようです、っていうのは私は恥ずかしながら独り立ちしてからもずっと非課税世帯なので、わかりません、ということです。

それから、携帯料金の割引。
これはドコモなんかでもハートフル割引みたいな名前でありました。今はないのかも。
とりあえず、そんな働けない状態になると、市役所、病院、ハローワーク、電話掛けるところが増えます。
頭働かないから話す時間も長くなります。
そこで、通話料が定額だったり、次々1000円程度ですけど利用料安くなったりしてくれました。今は格安スマホやプランが増えたので、廃止したかもしれませんが。

あと、公共施設やバス、タクシーの割引
これも大きいです。
たかが100円割引、と思っても毎日なら差は歴然ですし、一度美術館の特別展か何かで介助者と2人で6000円が無料になったこともあります。
私の大好きな東武動物公園なら入場料1800円が900円です。
映画はいつでも1000円。
お得ですよね。


ではなぜ、先人たちはこの制度を残してくれたのか。
それが今回私がレンタル障害者さんを推す理由でもあります。

障害者手帳もらうくらいの人は、孤独になりやすいからだと、私は思います。

お金もない、人といると気を使って疲れる。だんだん人が離れていってしまった。
もう一緒に行ける友達も少ない。


人は孤独になると、狭い世界に閉じこもってしまうようになります。

視野を広げてね、安くするから外に出てね、よかったら介助者としてお友達と来るのもいいかもね、そしたら会話もできるね。疲れるかもしれないけどね。

でもどうか、孤独に支配はされないように。

あなたの生きれる世界は広くて、今の場所以外でもいくらでもある。それを忘れないでほしい、そう思ってこの制度を作ったんじゃないかと。

私だったらそう思うんです。

そんな、国民皆保険を作った坂本龍馬みたいな人がいたかは知りません。誰が制定されたのかも知りませんが、きっとそんな思いがあったんじゃないかなぁと思っています。

手帳持ってることでできないことも増えました。極端な例だと猟銃持てないとか。
でも少なくとも、私はこの手帳には感謝しているんです。いろんなところに行くパスポートになりました。

長くなりましたが、
だから、私はレンタル障害者さん大肯定です。
障害者として引きこもるのではなく行動して、視野が広がる。一緒に行く人も結果的に社会に貢献すると私は思います。
一緒に行くだけで介助者、社会貢献です。
あとはちょっと安くなるよっていうお得さがあるだけです。

レンタルされる人もする人も社会にも、winwinではないですか?
レンタル障害者さん増えて欲しくないけど、増えりゃいいと思います。


レンタル障害者さんについてのイメージですが、
生きにくさで潰されるのではなく、向き合っていく人なんだろうなとツイートとかDMしてて勝手に思っています。
あとたぶん優しい人です。
「友達がほしいだけ」はホントだと思うんです。
私も21歳のとき、大学受験したけど、こんな友達いて欲しかったなぁ。


まだ会ったことないけど、絶対若いなんかちょっとかっこいいお兄さんなんだろうなと思うけど、私はなかよくなりたいです。
あわよくば、ジェネリックレンタル障害者(女)をやらせてほしいです。
私だったら、私小説とかマンガ描きたいから、創作活動の視野を広げるためにいろんなとこほんとは行ってみたい…。
あとは人と一緒にいる練習になりそう。
レンタル障害者さんの活動がいいことばかりでありますように。そう祈るばかりです。

同じ双極性障害みたいだから、少し前の自分を見てるような気分になるかもしれないし、俺みたいにならないでほしいなと思ってる部分もあり。

いろんな人といろんな話してるんだろうけど、いろんな話できたらいいなと思います。

なんか、レンタル障害者さんについて、というか制度とパッションをまじえて手帳について書いてしまいましたが(笑)、
依頼したらイメージがよくも悪くも壊れると思うので、まあ楽しみにしています。


無事に依頼出来たら、報告できたらいいなと思います。


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