ラスト1ヶ月突入
2023年6月から準備を始めた、「完全自己開拓遠回りしまくりお騒がせ留学」がついに残すところ1ヶ月となりました。
2022年9月に1ヶ月の語学留学でアイルランドへ来て、もう一度なんとかしてアイルランド、ダブリンへ行きたいと思い、2023年6月にダメ元で今いる大学に直接メールしてみたのが始まり。
そこからずっとメールし続けて書類揃えて、トビタテ申し込んで、とか紆余曲折たくさんの人にお世話になりながら作り上げた留学がついにあと少しで終わってしまいます。
今日Howthに1人で行って海見ながらKOTORIのRED聴いて感慨深くなってました。
それは置いといて11月の出来事、考えたことを発散しようと思います。
3ヶ月目はひたすら大学<高校TA楽しい‼️って感じでした。
はじめは職員室では囚われた宇宙人、生徒が何言ってるかわかんない、馴染めないって感じで本当に行くのきついなあって思ってたのに、3ヶ月経った今はもう本当に高校TAが楽しすぎる。
話聞かなすぎてムカつくなあとか、なんで何回も言ってるのに治らないんだろうとか、不満に思うことばっかだったのに、今はそういう行動はどんな裏があって起きているのか、その子の本当の困り事はなんだろうとか考えられるようになってきた。3ヶ月週3でみてたらなんとなくどんな子なのかも分かってきて、生徒たちからも先生!って呼んでもらえることが増えた気がする。
1番嬉しかったのは、「私あと1ヶ月くらいしたら日本帰るんだよね〜」って話したら「ありがとうパーティーしなきゃ‼️」って言ってくれて、さらに「日本語教えれるようになったけど、英語力は伸びた気しないなあ」って言ったら、「今こうやって話せてるし、全然そんなことない!」って返してくれたこと。お互い第二言語頑張ろうねって思った。確かに、はじめの頃より生徒たちが何言ってるのか聞き取れるようになったし、なんとなく英語で日本語を説明できるようになったのかも。あと、そのありがとうパーティーしなきゃ‼️って言ってくれた子、本人も言ってるくらい単語覚えるのが苦手なんだけど、しつこいくらい何度も何度も教えて、覚えるコツも教えたら、次のテストで自分史上1番いい点が取れたらしくてみんなに自慢してた。嬉しい。こういう小さい成功体験を積み重ねていってほしい。
他の子たちも、私が不在の時今日先生いないの〜って言ってくれてたり、個別指導いいなあ〜って言ってくれてたりしてうれしい。ようやく盛り上がってきたって感じ。ついでにトランジションイヤーに関する資料くださいみたいなこと言ったら、ものすごい内部資料みたいなの一式もらえた。大収穫。
高校はクリスマス前の19日までだからあと本当に数回になっちゃうけど、もっともっと生徒との関係深めたい。欲を言えば、もっと表面的なところだけじゃなくて芯の部分が見れるくらいになりたい。
高校TA以外には、二つの収穫があった月だった。
一つ目、1番の推しであるフェルディアウォルシュピーロに会えたこと。アイルランド行きを決めたきっかけである「シングストリート」の主人公役の人で、長年の夢が叶ってようやく会えた。ほぼ4年越しの夢が叶った。これについて書くと長くなりすぎるので省略。
二つ目、ずっと留学中ぼんやり考えてた大学卒業後の進路のことについて、なんとなく自分なりの考えが持てたこと。
卒業したら大学院に行ってから教員になるか、教員になってから大学院に行くか、ずっと考えてたんだけど、今のところの答えが出た感じ。私は卒業してから教員になって、その後大学院に行くのが良さそうな気がしてる。
あと、これまでボトムアップで教育を変える!とか言ってたけど、結局のところ何がしたいのかってこともずっと考えてた。
今の答えは、私は制度とか仕組みを作るような人になりたいんじゃなくて、ずっと現場にいて、精神的な面を自分のクラス→学年→学校→同志の他の先生たち→いつかは日本の教育全体って波紋みたいに広げていくようなことがしたいんだろうなと思った。面接の時とかからずっと言われてた、1教員にそんな権限ないってやつも、制度とか仕組みを作るんじゃないから無理ってことなくない?今なら言い返せるかもな。
もっと社会を知ってる大人が見たら何もわかってない若者が何をほざいてんだって感じかもしれないけど、まあいいでしょう。
ちょっと長くなりすぎたので今月の頭の中の発散はこの辺にしようと思います。
ラスト1ヶ月も貪欲に頑張っていこうと思います。