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2023/8~12 の Azure IoT 系アップデート
あけましておめでとうございます!
この記事は、2024/1/1 公開です。
今年もまだまだ続きますよ、このマガジンは。
IoT は組込み機器からクラウドから何から何まで駆使する総合格闘技系なテクノロジーなので。
浜の真砂は尽きるとも、尽きぬネタの数々よ
今回は、久しぶりに Azure の更新情報 | Microsoft Azure の中から、私の独断と偏見で選んだ、IoT 系に少しでも関係するアップデート情報の概要を紹介していきます。11月に Ignite もあったからね。
2023/8
Azure Sphere(Integrated)Public Preview
Azure Sphere の管理用 API が更新されたようですね。
2023/9
Build AI-assisted calling workflows with Azure AI Speech and Azure Communication Services
Speech-To-Text と Text-To-Speech を AI を活用してワークフロー化する方法。機械と組み合わせると面白いかもよ
New in Kusto: `.show databases entities` command for viewing tables, functions, and more
Kusto か…今年こそマスターするぞ!
Azure Maps Web SDK Map Controls Version 1.xx will be retired on 19 September 2026 – transition to Azure Maps Web SDK Map Controls Version 3.xx
そうだった。Azure Maps Web SDK Map Controls は、インドアも対応しているんだった。そのうちこのネタ試してみよう!
2023/10
Generally Available: Add an Azure Cosmos DB custom endpoint in Azure IoT Hub
Azure IoT Hub に対してデバイスが送信してきたデータを、そのまま、バインドされた Azure Cosmos DB に格納できるという機能が Generally Available になったということですね。デバイスのテレメトリデータを JSON 形式で送る場合はそのまま NoSQL ライクに蓄積できるので便利かも。Device Twis とバインドできるのか、とか、色々と気になるので、そのうち、試してみることにします。
General availability: Azure Sphere OS version 23.10 expected on November 8
Azure Sphere OS の Update が 11月8日にあるよっていう予告
2023/11
GA: gRPC support on Azure App Service
Azure App Service で gPRC が使えるようになったと。Azure IoT Edge 上の Azure Functions とかには関係するのだろうか?ま、使っちゃえばいいんだけどね、Azure IoT Edge Module の場合は。
TLS 1.2 to become the minimum TLS version for Azure Storage
Blob Storage を含む Azure Storage の TLS バージョンに対する要請が厳しくなったよとのこと。TLS1.1 や1.0 はサポートしなくなるらしいので、それを使っている人たちは早急にアップデートしなさいってことですね。
Azure support for TLS 1.0 and TLS 1.1 will end by 31 October 2024
…で、TLS 1.0、1.1 をやめるのは来年の2024年10月31だとのこと。余裕ありそうだけども、セキュリティの観点からは早急に 1.2 以上に移行することを推奨します。
Public preview: 3rd party support for Arm solutions in Azure Marketplace
あ!これを見て思い出しました。この定期購読マガジン、Azure Marketplace に登録しようと思ってたんですよね。今年は試みよう!
MQTT broker feature, PubSub capabilities now available for Azure Event Grid
これ、IoT ソリューションで使えそうな感じですね…そのうち試してみることにします。
Public preview: Microsoft Copilot for Azure
ソリューション開発・運用時に便利そうですね。
IoT ソリューションにも、Copilot 的サービスを付帯させたら、よろしいかと。
Public preview: Microsoft Copilot for Azure capability now available in Azure Cosmos DB
前の Azure IoT Hub とのバインディング機能と併せると、機器が送ってきたステータスやテレメトリデータに対するクエリがより簡単になるかも。
問題はパフォーマンスだなきっと。
このUpdate だけでなく、Azure Open AI Serviceとの連携とか、沢山出ているので、そちらも興味深い。
Azure Chaos Studio is now generally available
これもすごく気になりますね。。。ITソリューション開発・運用に関する実験場か…
Public Preview: Azure IoT Operations
とっても気になるアナウンス。Azure IoT Hub や Azure IoT Edge との関係はどうなるんだろう。まさか、代替とか言わないよね。。。
ITサイドの人間は、機器側との接続の仕組みを隠蔽しようとする傾向があるんだけど、それは、いらぬおせっかいなんだよね。ちゃんとオープンな仕様で、機器側には最大限の実装の自由度を与えないといけない。
機器側のHWアーキテクチャやHWの規模は千差万別なので、一つなにかのパッケージやモジュールを作ったらそれがどこでも動く的な発想で作られた技術やサービスは、結局使い物にならない。それを踏まえた改良であってほしいもの。Edge 側というと、HWアーキテクチャやHWリソース的なものが霞んでしまうので、そろそろ、使うの止めたらどうだろう。
まあねぇ…組込み機器屋さんが、IT 側のことをやろうとすると、こてこてのセンス悪い仕組み作りがちっていうのもあるから、微妙。
Azure IoT Operations は、Azure IoT Edge で懸案だった、Kuberetes 対応も含まれるようなので、そこは、長いトライ&エラーの果てにどういうスタイルを選択するのか凄く興味深い。
注意深く進捗を見守っていく予定。
Announcing general availability of .NET Framework Custom Code for Azure Logic Apps (standard)
出来上がっている IoT ソリューションのバックエンド?いや、そのデータストリームパイプラインをベースに、ビジネス側で Information Worker が自分の業務向けのアプリケーションをチョイ造りする時に便利そうな仕組みですね。後で試してみることにする
Generally available: Delete Jobs API to support bulk delete in Azure Digital Twins
ふーん。。。あ、これ、そうか。オントロジー的に考えると、一個一個リレーションシップも削除しながら削除していくと、その途中で別のユーザーがアクセスしてくると中途半端な状態を参照されてしまうのを防ぐってことか。”Art of Conceptual Modeling”の ”4. 振舞モデル”で解説している”中間状態”のことと考えるとしっくりくる。
はて?… Create 系も bulk 必要では?これも含め今後試してみる。
Azure Web PubSub support for Socket.IO now generally available
機器×Cloud でニアリアルタイムやりたいときに便利そう。後で試してみる。
General availability: Time travel in Azure Synapse Link for Azure Cosmos DB
長期間にわたって蓄積された複数機器からのテレメトリデータの時系列的分析は、案外、パフォーマンス的に NG だったり、クエリがめんどくさかったりするもの。これも後で試してみよう!
Public Preview Preview: Protocol Buffers (Protobuf) with Azure Stream Analytics
Stream Analytics の入力データフォーマット関連ですな。そろそろ、Azure Stream Analytics もネタとして扱ってみるか
Public Preview: Kafka Input and Output with Azure Stream Analytics
ふーん。。。個人的には、Event Hub と Stream Analytics、Functions で、Kafka でできることは大概、ノーコード、シンプルにできるので、Kafka にはあまり興味がないんだが、そのうち見てみるか。
Generally available: Azure Monitor OpenTelemetry-based Distro for ASP.NET Core Applications
OpenTelemetry-based という言葉に惹かれただけです、はい。
関係するのか今後調査します。
2023/12
Azure Spatial Anchors Retirement
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Azure の最新機能で IoT を改めてやってみる
2022年3月にマイクロソフトの中の人から外の人になった Embedded D. George が、現時点で持っている知識に加えて、頻繁に…
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