21. Azure Durable Function を試す

前回の記事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回の記事

はじめに

前回の予告では、Ubuntu で IoT Edge！だったのですが、都合により、Azure Durable Function を試すことにしました。Ubuntu は次回以降ということですいません。内容的には、Device Update や DHCP サーバー、DNS サーバーの設定など試していく予定ですので、乞うご期待

Azure Durable Function とは

Azure Durable Function の前に、復習を兼ねて Azure Function って何だっけ？という話をします。この定期購読マガジンでも、Azure Digital Twins の Twin Graph 更新等で使っていました。私の基本性格として、過去は振り返りたくないのですが、前の記事を確認したところ、私なりの解説が無いようなので、簡単に説明しようと思います。
Azure Functions は、いわゆるサーバーレスでロジックを実行する仕組みです。今風（…というか、SOA が流行ったころからか？）の IT ソリューション開発では、必要なロジック群を独立性の高い機能単位に分割して、機能単位ごとをサービスとして実装・運用して、それらのサービス群を連携させてビジネスシナリオ支援の一連の処理を行うのが基本です。それぞれのサービスを実行するには、実行環境が必要になりますね。昔は、