
105. 健診受診・歩行解析をモデル化する
はじめに
前回で、変換による実装用のツール群の基本的な更新作業が一応完了したので、本題(アプリケーション)のヘルスケア ~ 健診受診・歩行解析の概念モデルの作成に入ります。
なお、2024/10/2 に開催された
組込み開発のDigitalTwin最新状況 - connpass
でも関連する講演を行いました。スライドは、
から公開しているのでご覧ください。
お題振り返り
そもそものお題を振り返っておきます。このシリーズの初回
100. Digital Twins、IoT ソリューション開発 ~ Healthcare シナリオ ~|Knowledge & Experience (note.com)
に何を対象としているか説明しました。他に最近資料を入手したので、図を掲載しておくことにします。

このお題に、概念モデリングを使って、”何をしたいのか”をモデル化し、”変換による実装”を使って、Microsoft Azure が提供するクラウドサービスで動くソフトウェア成果物と、歩行計測機の計測データを IoT 化するソフトウェア成果物を自動生成しようという寸法。
概念モデリング、変換による実装については、以下の記事群で詳しく解説しているので、そちらを読んでください。
概念モデルの作成
早速概念モデリングを進めていくことにします。
概念ドメインの設定
まずこのお題に含まれる(派生する?)概念ドメイン(意味の場)をざっくり洗い出すことにします。概念モデルは、概念ドメイン毎に作るのが基本なので。
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