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5. メッセージルーティングの新機能を試す

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はじめに

前回の最後で書いたように、今回は、メッセージルーティングの新機能と思しき、”デジタルツイン変更イベント” と、”Device job Lifecycle Events”を試して…、あれ、”Mqtt Broker Messages”とかいうやつも新しく追加されてる…まぁいいや…みます。
(Ignite 近いから色々追加してるのか?)

メッセージルーティングの新機能?

デジタルツイン変更イベント

このマガジンを始めた動機の一つが、”BridgePoint のモデルから生成した C# コードを Azure IoT Hub、Azure Digital Twins に接続するパーツを作る”なので、”デジタルツイン” とか名前についてる機能は避けて通れないわけです。

IoT Hub 側でのデジタルツイン関連機能といえば、IoT プラグ アンド プレイのデジタル ツインを管理する方法 | Microsoft Learn のあたりに書いてある内容が関係してくるので、そのページを良く読み込むと、なるほど、Reported Properties とか更新すると、どうやらこのメッセージルートを通すと、Azure Digital Twins の更新用 API に合致したフォーマットの通知が来るのねというのが判明します。
この機能を使うには、詳細はこのマガジンのどこかの回でもっと詳しく取り扱う予定の IoT プラグアンドプレイで説明されている IoT Plug & Play モデルが必要だということで、さっそく DTDL で「2. IoT Hub に接続する機器側アプリプロトを開発する」で作ったコンソールアプリを元にモデルを定義することにします。
現状は、IoT Hub とのやり取りで、

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