はじめに
その昔、ある町の角でKADOYAという名の雑貨屋を営んでおりました。
雑貨屋だったのでいろんなモノを扱う内に、いろんな方と出会いました。
来年で10周年という頃に、トレジャーハンターと出会い、手塩にかけた店をたたみ出国しました。
それから8年。
思えば遠くへ来たもんだ。
旅暮らしが長引き、行商人に。
過ぎ去って来た道で、もらった感謝と、落とした不義理がたまりに溜まった。
再び会えるかわからない人と、これから道が交差する瞬間があるかもしれない人に向けて、手紙のようなものを書いてみることに。
黄金のウロコの代わりに、置き手紙
見知らぬ土地で暮らす、会わずじまいの誰かがくすりと笑う
そんな事が起これば果報者。
ー 暮らしに笑いを、人生に遊びを ー
ONE TIME, ONE MEETING
遊びをせんとや生まれけむ
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