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人生は時間の長さじゃない
今回はあのソフトバンクの社長:孫正義さんの自伝
志高く 孫正義正伝 (井上篤夫 著)
https://amzn.to/2Pcs07o
で読んだで思ったことをシェアしていきたいと思います。
孫さんも知っている方も多いと思いますが、
アメリカのカリフォルニア州大学バークレー校に留学し経済学を学んでいます。
この本を読んで思ったのが、全然、順風満帆な人生を送っていないということ。
本当に、苦難の連続です。
でもなんとか知恵を振り絞って、行動をして困難を乗り越えていくということを何度も繰り返しています。
正直、孫さんはソフトバンクという売り上げを何兆円もの会社の社長であるという天才としか考えていなかったんですが、
そんなことで一括りにできない、
大学のころは6時間以上は睡眠を取らず、ひたすら勉学に励んでいたという超努力家の人でした。
そして、「やると決めたことは徹底的にやる」
自分の志を貫いていきている人です。
そんな孫さんの言葉で印象に残っているのが
「人生は長さじゃない」
という言葉。
本当に自分もそうだと思っていて
会社に勤めて安定しているから、自分のやりたいことを押し殺して
そのままなにも変わらない人生を過ごして、その後老後を迎えて死んでいく。
そういう人生に意味はあるのか?
自分は前の会社のときにはずっとその思いがあり、
いつもモヤモヤしていました。
結局、そのモヤモヤがどうしても消えず、
退社し自分のやりたい道=海外で就職、生活していく上での
スキルや経験を身につける決心をしました。
これはすごく勇気のいることで、みんなはなんだかんだ不満を言いながらも
この安定した給料をもらえる環境を手放して、自分のやりたいことに挑戦するというものは一人もいませんでした。
それでも辞める決断ができたのが、
挑戦することに対しての価値を自分は見出せたからだと思います。
そのまま、変わらずいるよりも
リスクをとってでも、
目標を達成することが難しいと分かっていても
そして、たとえ仮に望み通りにならなくても、挑戦したことに後悔はないことに気づけたのが一番大きいと思います。
それと単純にこのままなにもなく、なんとなく終わってしまう人生が嫌だったというものあります。
挑戦して失敗を恐れてなにもしなかったら、
その時間は無駄なのではないか?
長く安泰でいることを重視しがちだけれども、
一番重要なのは一生の人生の中で何をしてきたかだと思います。
自分は海外旅行が好きでバックパッカーでよく海外にいっていたんですけど、当然そこには様々なリスクがあります。
・海外にいくだけでもお金はかかるし、
・英語がそんなに得意じゃないから聞き取れない、伝えられないが日常茶飯
・時には騙されたりもする
日本の生活と比べると不便でしかないです。
でも、行ったことには後悔はなかったです。
その困難を含めて楽しかった。
日本では味わえない経験をしたし、今まであったことのないような人達、考えに触れることができて、改めて世界の広さを知りました。
そこで気づいたんです。
いままで、ただなんとなく流されて生きてきたなと。
結局、安定しているから大手の企業に入って、
そこである程度不自由のないくらいにお金をもらってしまったら最後、
その生活、収入を手放すことを恐れて挑戦できなくなってしまう。
そんな、状況から抜け出して、自分のやりたいと思う気持ちに素直にいきたほうがいい。
振り返って思うのが、挑戦している、自分のやりたいと思ったことをやっているときが、リスクがあっても
「生きている」という実感がありました。
そして、
逆に会社にいるときはただ、言われたことをこなしているだけで
なにもせず時間だけが過ぎていくだけ。。。
そう思った時に、人生はなにをしたかで、どれだけ長い時間生きたかどうかなんてなんの重要性もないと気付きました。
そういう体験があったからこそ、
「人生は長さじゃない」
この言葉にはとても響くものがありました。
そして、この本で一番教えられたことは
成功者の努力量はこれほどのものである。
自分のいまの頑張りと比較した時に、
今の自分がうまくいっていないのって当たり前だよな
そもそも頑張っていなかったんだよな
ということに気づくと思います。
(自分は本当に痛感しました。)
今回、紹介した本
志高く 孫正義正伝 (井上篤夫 著)
https://amzn.to/2Pcs07o
いま、くすぶっている
今の人生を変えたい、このままじゃダメだと分かっていてもなかなか一歩を踏み出せない人にはぜひ読んでもら痛いと思います。
事実、自分はこの本を読んで、改めて
「やっぱり自分は留学がしたい」
「海外で生活したい」
「自分の目標に向かって行動していこう」
と思いました。
少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
それではまた明日!
Have a nice day!