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かがむ時と跳ねる時

今日も、また人生の師匠から素敵な言葉を贈ってもらったので、
おすそ分けさせていただきますね。

4月末に、あるワークショップを開催しようと準備してきました。
そこに向けて友人にブレスト相手になってもらったり、
会場の下見に行ったり、
何よりも実施する内容について、あれこれ思考を巡らせシミュレーションもしてきました。

対象者やゴールイメージ(どんなテーマで実施するか)は、ほぼ固まって、あとは ”最適な” 且つ ”面白い” 方法は何かなと、描いては修正し、構築しては崩し、を繰り返しながら、慎重に検討を続けてきたのです。


ですが、ここへきて、突然前に進めなくなってしまいました。
そしてその気持ちを表すかのように、何かよくないことも起こり、
ますます足を留まらせる事になってしまいました。


そんな心の内を、ポロッと口にした私。
「決めた事だし、思い切って開催してしまうべきか、もう少し納得できる状態まで先延ばしとするか、決めかねてるんです。」


すると、その方は、ノートを取り出して。
最初に大きな山形の弧を描き、頂点に到達すると緩やかに下降し、今度は谷を描いて。スルスルと波を描きながら、丁寧にこんな話をしてくれました。


人は、そんな風に、エネルギーが高まり上昇していく時期もあれば、
その逆にエネルギーを蓄える時期もある。
そうやって、自分が今、流れのどこにいるのかな、って捉えてみることで、
上昇気流に乗り行動する時、逆にジャンプできるように準備する時、
と考えて、取るべき行動を選択することができるよ、
と。

ふむふむなるほど。
そうか、今、私は、きっと谷にいるか、谷に向かっている時期なんだな、と思ったら、なんだか心が急に軽くなった。
もっと良いものが生み出せそうな気がするってうずうずしながら、えいやと進むより、もう少しその "うずうず" に従って、納得できるまで、更に考えたり準備する時期に充てるべきなんだな、と。

さらには。
自分の状態がそうやって掴めるようになると、谷に向かって下降してゆく時に、途中で踏み止まることができるようになるよ、と。

以前の谷のところまでいく手前で、何かできることがあるか、などと考えたり、違うパターンで行動を取ることができるようになる

そうやっていくうちに、エネルギーが上下することには変わらなくても、
以前よりも少しずつ高く高く、波動を上げていくことができるんですね↓

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以前の底に行き着く手前で、気づいて、立ち止まり。静かに準備してエネルギーを蓄える時期。
以前よりも高い頂点を目指して、いざ実行する時。
そうやって、人生の大波を自分らしく、楽しく乗りこなせていけるようになると素敵だな、と感じた今日でした。

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