家事のフレームワーク
【要約】
家事にはフレームワークがある。
フレームワークに落とし込むと、家事が可視化される。
家事のフレームワークを共有することで、夫婦で家事シェアする時の認識齟齬(=争いの火種)が減らせるのではないか?と考える。
【我が家の家事シェア事情】
我が家は、
・両実家遠方
・核家族
・共働き
という、三種の神器ならぬ、"三種の足枷"の只中で生きています。
ですが、大量の家事と育児のタスクを夫婦で一緒に、割りと円滑に捌いているのがちょっとイイトコロ。
もちろん、最初からこうだったわけではありません。
産後クライシスも経験済みですし、子供が生まれる前から家事分担では何度もドンパチやってきました。
…正確には、短気で神経質な私が、家事のやり忘れややり残しに対してネチネチ責める、というのが正確なところか。
そんな経験を踏んで見つけた法則があります。
他人と家事をシェアするのに、絶対に必要なのは『可視化』。
そして『認識の一致』。
これらを意識して、家庭内での家事シェアを進めてきました。
その活動を通して、見えてきたものが、こちら。
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家事には、フレームワークがある。
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【家事のフレームワークとは】
フレームワークとは、「決められた構造を持つもの」という意味で使っていきます。
家事のフレームワークは、幾つかのフェーズ(段階)に分けることが出来ます。
〇実行
〇実行結果の判定
〇後処理
〇維持
〇実行判定
〇準備
ここまでが、ルーチン。
上記に加えて、
〇エラー処理
も忘れちゃいけない。
各フェーズの説明は今後のノートで書いていきたいと思います。
大雑把に説明すると、
〇実行 ⇒ だいたい皆が想像する「家事」
〇実行結果の判定 ⇒ ここがズレているから、「全然出来てない!」「いやいや、出来ているでしょ!」が発生する
〇後処理 ⇒ 見落としがち
〇維持 ⇒ 家事ストレスの半分は、ここ!いわゆる『見えない家事』に占められる
〇実行判定 ⇒ いろんな要素が絡み合い、気疲れする作業
〇準備 ⇒ これを怠ると、エラー処理に移行することが多い
〇エラー処理 ⇒ 往々にして、家事を任せた方が割を食う
と、言っていいでしょう。
【それでどうした??】
家事をこのフレームワークに落とし込むと、
・家事分担にストレスを感じている方が、無意識に担っている「見えない家事」の多さが分かる
・どこまでを相手に任せ、どこから一緒にすべきか、の基準が定められる
・任せる方も、任される方も、どこの認識が不一致で、どこに不満を感じるのか、明確になる
という効果があります。
トイレ掃除や洗濯当番はもちろんの事、「麦茶を用意する」や「子供の髪ゴムの管理」など、どんなに小さい家事でもフレームワークに落とし込むことが出来ます。
次回から、各フェーズの解説と、フレームワークへの落とし込み方を説明していきたいと思います。
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