真空さん迷子になる
このお話は真空さんが結婚して旦那さんの住んでいる町へやってきたばかりの頃のおはなしです。
たしか、お正月に風邪で寝込んでいる旦那さんに静かに付き添うことが出来なかった真空さんは気分転換に、初詣をしようと企みます。
意気揚々と難しい駅前の一方通行地帯を抜けて、神社エリアに車を停めて、少し距離がある場所だったけど、頑張って歩いて行きました。
ヤバい充電がない
真空さん、どこへいくのも携帯ナビに頼りきりだったんです。それなのに携帯の充電が少ないことに気がつき、あまり土地勘のない町をナビなしで歩き回りました。
目的地の、神社への参拝を達成安心したのも束の間、真空さんはある重大なことを忘れていることに気がつきます。
車どこ停めたっけ?
駐車場は、どこもにたような感じがして、思い出せません。こんなときはだいたい写メで周りの風景を写して探せるようにしているのですが、電池がなかったので電源をオフにしていました。
車を探して町をうろついている間に、段々と見知らぬ場所に来ています。
「あ、確実に迷子だ」
真空さんは警察署を探しますが、見つかりません。
風邪で寝込んでいる旦那さんに電話をする
「ここどこ?」
「は?」
風邪で朦朧としている旦那さんになんて事聞いているんだと、悲しくなりましたが、警察署がわからない以上真空さんは自宅に帰れません。
町の様子や線路の様子から地域をパソコンの地図でナビゲーションしてくれた旦那さんは凄かったです。
真空さんは無事に警察署までたどり着きました。
駐車場の名前も停めた場所の情景もあやふや
地図で説明されても混乱してわからない真空さんにお巡りさんは優しく、パトカーで周辺の駐車場を探してくました。
初めてのったパトカーは乗り心地良かったです。
探していた地域と真反対の場所に停めていた
田舎育ちの真空さんは、地元では黄色い看板の駐車場だといえば、周りの人に連れていってもらえます。
でも、旦那さんの住んでいる町では似たような風景に同じブランドの駐車場がゴロゴロしていたのです。
しかも線路を挟んで反対側、冷静に考えたら間違わないような位置にありました。
現在では写メは欠かさない
知らないところや旦那さんがいないときは風景や看板、住所らしきものを写メしています。車に充電器も装備してバッチリです。
その後、旦那さんは無事に元気に……?なったんだっけ?
それではまたどこかの記事でお会いしましょう
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