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人間はでけー本革の着ぐるみを着ている
メモです。アイキャッチはうちのねこたちのおててあんよまとまりエリア。
人体の一番外側はぜんぶ死んだ細胞です。
髪しかり爪しかり。で、実は肌の一番上もそうらしいです。本革製品と同じ。いっちばん上は死んだ細胞。
だから髪は頭皮を整えて「状態のよい死骸」を作れるようにするし、爪も根本を保湿したりして「よりよい死骸」を作れるようにする。髪や爪自体に水分や栄養を与えて「育てる」わけではなく、本革製品にオイルを塗って磨くのとおんなじこと。
肌の表面というのは体の内側からの水分や栄養を受け取れないから外側から保湿する必要があるそうです。
言われてみれば確かにそうかもですよね、内側からの水分その他を受け取れるなら表面が乾くわけがない。七割が水分の体を覆ってるのに。
で、肌のターンオーバーってのはようは死んで時間経過してる細胞を死にたての細胞にするということのようです。鮮度のよい死体にする。本革とおなじだし珊瑚礁や貝殻ともおんなじ。あと生鮮食品売り場。
髪や肌艶をよくするというのは「良い死骸作りである」と思うと、むしろケアがおもしろくなってくる気がする……保守運用ではなくて、結果的な、排泄物的なものであるっていうのは、どっちかというと創作的な考え方だから。
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