「教養としての○○」
少し前に「なんとか大全」ってタイトルの本、流行ってるよねみたいな記事書いたんですけど、そこのブーム終わって「教養としての○○」ブームが来てるな〜と思いました。
この一冊を買うだけですべてを知りたいという欲求から「教養として嗜んでますけど」と言える方向になりたいという願望の流れを感じます。
で、amazonで「教養としての」ってタイトルで一番古い本さがしたら1980年代で、それ自体は古くからあるワードなんですね。
でも80年代ってのは高度成長期の名残がある時代だったから、消費社会において「俺は教養あるけど?」と言いたいエグゼグティブむけなんだなという本が多めでした。経済とか、歴史とか。
でもって近年の「教養としての」は趣味系の実用書に多く使われてて、逆に経済とかは「入門」とか「大全」になってる気がする。
教養、本当に必要な知識や学問ではなく豊かさみたいなものが欲しいという人が増えてるんでしょうか。学問や知識はネットとAIが受け持つから? 私も欲しい。
だからどうってわけでもないんですが印象の記録として記します。
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