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40000円の椅子より5000円の椅子の方が合う気がするけど抗ってる

タイトル通りです。
私は現在フルリモート在宅勤務ですがその前に2年ほどフリーランス形態でした。で、「やっぱ最大に投資するべきなのは椅子だよな」って思ってだいぶあれこれめちゃくちゃ検索して、ニトリで「デュオレスト」導入したんですね。一年くらい前です。

当然試座もいろんな、いろんな場所で試しました。
で、背中を預けた時のあまりのフィット感に「これだ」となって、本当につつみこむ力がすごくて、もう絶対これ、と決めて導入しました。

パソコン仕事でよく言われるのが肘置きの重要性です。ここを浮かせていると肩こりなどの疲労につながりやすい。そこがしっかりあって、可動もする。加えてこのデュオレストの背もたれ、2枚に分かれてそれぞれが別々のテンションで変化して、これが背中をつつみこむし背骨が逃される。
背中を預けて座ったときは、本当に、とても、良い。よかったんです。

ところが先日、転居にあたってキッチン用に購入したこの椅子でときどきmacbookの作業や手帳を書いていて、あれ???? てなったんですね。

こっちのほうが……楽では……? と。

そんなまさかと思いながらあれこれ考え、結論に達しつつあります(まだ認めたくない)

パソコンで最適とされる肘の位置

よく言われるこれです、机の位置と肘置きの高さを合わせる。たしかにこれをやると楽になります、肘が浮かないから肩に力と負担がかからない。
が、椅子に深く座った状態でこれをすると、お腹と机までの距離が遠くなるんですよ。
じゃあ椅子に浅く座ればいい、ってなるんですけど、それすると今度は腰が背もたれに接地せず、腰に負担がかかってくるのを感じるようになる。

お腹と机までの距離が遠くても、キーボードなら全然問題ないです。
でも手書き作業では話が変わります。
学校では「机とお腹の間は拳一個分」みたいに教わりました。書道家のサイトなども見ましたが、やはり手書きにはそのくらいの距離が適しているようです。書くものの一番手前の位置が胴から遠くなるとしんどくなるんでしょう。

正しい座り方
1 お腹と机の間に拳1つ分のスペースを空ける
2 背中をのばして肩の力を抜く
3 そのまま頭を少し前(15度くらい)に傾ける。傾けすぎに注意
4 左手で半紙を軽く押さえる

書道の正しい姿勢

つまり肘置きが邪魔になってくる。
でも肘置きがないとキーボードの作業が……
いや、机に肘置けばいいじゃん。そもそも机と肘置きの高さ、同じにするものなんだから。

それぞれの椅子の詳細比較

図で両者を比較するとこう。

肘置きなしだと机にぐっと体を寄せることになるのでモニタも近くなります、これも好都合。
パソコン仕事のときに背もたれに背中ぜんぶ預ける姿勢も身についてないので、せっかくの背もたれもつかわれなさがち。ならば腰フィット感に全振りすべき。でもってこのめちゃくちゃ安い椅子、深く座った時の腰のフィット感がすごいんですよね……

まだ認めたくない(が、認めているのかもしれない)

わたしはパソコン仕事でもなにかとちょこちょこ手書きのメモをしながらなので、手書き用フォームがデフォルトのほうがいいっぽいんですよね。
あと肘置きがないと部屋での異常な存在感も薄くなるし(机の中にしまえないの本当に邪魔)、部屋になじむし、あとオフィスチェアのキャスターがめっちゃくちゃ邪魔でいつも動かないように踏ん張ったり動かなくなるような後付けツール使ったりしてたんですが(これも手書き用のフォームに近づこうと無意識に動いてたなら納得)、インテリア用の椅子はキャスターがなくてすごく楽。

この存在感の違いよ

というわけで、抗いたい 抗いたいけど やっぱデュオレスト いらないかもしんないな……と思いながら様子を見ている、という話でした。


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枚子
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