KADOLABO

ISEKADOの実験的・研究的なプロジェクト ISEKADOブランドでは難しいコンセプ…

KADOLABO

ISEKADOの実験的・研究的なプロジェクト ISEKADOブランドでは難しいコンセプトのビールを提供します ISEKADOをさらに面白く KADOLABOの新たな挑戦をお楽しみください

マガジン

  • KADOLABO コラム

    KADOLABO Noteでは、商品紹介に加えて、月1回 醸造にまつわるコラムを投稿します。このコラムでは普段の商品企画書には書ききれない、より一層マニアックな情報を書いていく予定です。ISEKADOが好き、KADOLABOが好き、あるいは醸造に深い興味がある、という方にとても読みごたえのある内容となる予定です。これまで語ってこなかった僕らのコアとなるような技術・醸造エピソードもオープンにお話していこうと考えています。ビールのこと、醸造のことを深く知ることで、もっともっと楽しみの奥行きが広がっていくはずです。

  • KADOLABO 商品紹介

    KADOLABO 商品紹介のNoteをまとめています。 商品企画文書とテイスティングレビューのPodcastを見聞きすることができます。

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ISEKADO 新プロジェクトKADOLABOとは

ISEKADOに新しい商品ライン、KADOLABO(イセカドラボラトリー)が立ち上がります!これまでになかった超小規模で実験的かつ挑戦的なビールを提供します。 KADOLABOとは新ラインを作る一番の理由は、研究開発型企業としてのR&Dのビールをみなさんにも楽しんでもらうためです。 このラインでは、今までの伊勢角ブランドでは難しいアイデアを取り入れます。例えば、研究開発プロジェクトや共同研究で開発・発見した素材や複雑なプロセス、未使用の原材料、ISEKADOブランドのバラ

    • KADOLABO 024 Dark Entries 3

      諸言KADOLABOでは、ビール以外の酒類とのクロスオーバーをテーマの1つにしている。各酒類は異なる歴史と醸造哲学を持ち、クロスオーバーを通じてビール醸造とは異なる視点を学ぶことができる。多様な醸造形態を体験することで、アルコールにまつわる文化や発酵現象をより深く理解することを使命と考えている。 今回の「024 Dark Entries 3」はブラゴットである。ブラゴットはビールとミード(蜂蜜酒)を融合させた醸造酒で、その起源は中世ヨーロッパのケルト文化にまで遡る。ブラゴッ

      • KADOLABO 023 Bourbon Barrel Aged Chocolate Smoothie

        諸言KADOLABO 023 Bourbon Barrel Aged Chocolate Smoothieは、ISEKADOで製造したバーボン樽熟成の濃厚なインペリアルスタウトとDandelion Chocolateの濃密なチョコレートリキッドをブレンドして製造したビールである。カカオニブと生クリームのトッピングと共に提供し、カフェドリンクのような仕上がりとなる。 ダンデライオン・チョコレートとISEKADOは長きにわたってコラボレーションを行ってきた。密に手を組むようになっ

        • KADOLABO 022 Framboise Shadows

          諸言KADOLABO 022 Framboise Shadowsはフランボワーズを使用した濃色のワイルドエールである。KADOLABO 021 Cherish Heartに続き、神久工場のバレルハウスで熟成している原酒をブレンディングし、フルーツと共に瓶内二次発酵させることで仕上げた。 前作021 Cherish Heartとは趣向を変えて、マイルドな奥行きのある味わいを志向してブレンディングを行った。フランボワーズチョコレートケーキのような味わいをイメージしている。ベルジャ

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        • KADOLABO コラム
          4本
        • KADOLABO 商品紹介
          16本

        記事

          KADOLABO 021 Cherish Heart

          入手手順① noteでKADOLABOコラム4冊を購読する。  https://note.com/kadolabo000/m/mb8ec062fe8be ② 記事末尾に記載されているキーワードを控える。 ③ 入力フォームからキーワードとビール配送先情報を入力する  https://forms.gle/iCE7RGB8dpGq55yv6 ④ ビールが配達されるのを待つ。 ビールの解説はKADOLABOコラムから

          KADOLABO 021 Cherish Heart

          KADOLABO 020 WA

          概要日本酒は、日本の伝統的な酒類であり、その製造過程や文化的な背景から見ると、非常に興味深い飲み物です。 日本酒の主原料は米ですが、その中でも特に「酒米」と呼ばれる米が用いられます。酒米はでんぷん質が多く、タンパク質や脂肪が少ないのが特徴で、醸造に適しています。精米工程では、米の外層である胚芽や脂肪を取り除いてでんぷんの中心部を取り出します。醸造過程では、日本酒は「多段仕込み」と呼ばれる独特の発酵プロセスを経ています。まず米を蒸して麹と混ぜ、「酛」と呼ばれるものを作ります。こ

          KADOLABO 020 WA

          KADOLABO コラム 第四回「ワイルドエールのブレンディング」

          こんにちは KADOLABOの山宮です。 KADOLABO コラム 4連作の4番目では、新たにリリースするバレルサワーのブレンディングについてお話ししたいと思っています。 まずその前に… Note4本の購読で裏周年ビールをプレゼント現在、有料のnoteを購読することでKADOLABO初のバレルサワービールをプレゼントするという企画をやっています。 KADOLABOのnoteで配信している4つの有料ノート「野生酵母について」「バレルサワー」「020 WA」「ワイルドエールの

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          KADOLABO コラム 第四回「ワイルドエールのブレンディング」

          ¥1,500

          KADOLABO コラム 第三回「020 WA」

          KADOLABO Note コラムについてKADOLABO Noteでは、商品紹介に加えて、月1回 醸造にまつわるコラムを投稿します。
このコラムでは普段の商品企画書には書ききれない、より一層マニアックな情報を書いていく予定です。 ISEKADOが好き、KADOLABOが好き、あるいは醸造に深い興味がある、という方にとても読みごたえのある内容となる予定です。
これまで語ってこなかった僕らのコアとなるような技術・醸造エピソードもオープンにお話していこうと考えています。
ビールの

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          KADOLABO コラム 第三回「020 WA」

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          KADOLABO 019 Farmhouse Kumquat Mead

          諸言KADOLABOでは、ビール以外の酒類とのクロスオーバーをテーマの1つにしてきた。酒類ごとに異なる醸造哲学があり、クロスオーバーを通じてビール醸造とは異なる視点を学ぶことができる。より深く発酵現象を理解するために、多様な醸造形態を体験することが使命と考えている。 Marginalシリーズ(001、002、010、015)は、ブドウを使ったワインとのハイブリッドビールであり、013 Apple Harvest Tripはリンゴを使ったシードルであった。そして今回の019 F

          KADOLABO 019 Farmhouse Kumquat Mead

          KADOLABO 018 Slowly Goes the Night

          諸言KADOLABO 019 Slowly goes the Nightは瓶内二次発酵によりコンディショニングを行ったBelgian Strong Golden Aleだ。 ISEKADO保有の野生酵母BOKEを用い、そのユニークな発酵プロファイルからBelgianスタイルの複雑なかつスムーズな高貴さをも感じさせる味わいを表現しようと試みた。 これまでBOKE酵母で製造したビールのアルコール度数は最高でABV 6.5%だった。しかし、伝統的なスタイルに則り、9%の高アルコール

          KADOLABO 018 Slowly Goes the Night

          KADOLABO コラム 第二回 「バレルサワー」

          KADOLABO Note コラムについてKADOLABO Noteでは、商品紹介に加えて、月1回 醸造にまつわるコラムを投稿します。
このコラムでは普段の商品企画書には書ききれない、より一層マニアックな情報を書いていく予定です。 ISEKADOが好き、KADOLABOが好き、あるいは醸造に深い興味がある、という方にとても読みごたえのある内容となる予定です。
これまで語ってこなかった僕らのコアとなるような技術・醸造エピソードもオープンにお話していこうと考えています。
ビールの

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          KADOLABO コラム 第二回 「バレルサワー」

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          KADOLABO 017 Brain Damned

          イベント用特別醸造本題の前に、、、 KADOLABO 016 Wild FestaとKADOLABO 017 Brain Damned はISEKADO 27周年のイベントに出店するために醸造した特別なビールです。 そのコンセプト説明を最初にさせてください。 KADOLABOは2023年7月のローンチ以来、ISEKADOではできないものづくりに取り組むブランドとして大瓶・小規模生産という方法でビールをリリースしてきました。 当初は、面白いビール・こだわったビールを楽しむ経

          KADOLABO 017 Brain Damned

          KADOLABO 016 Wild Festa

          イベント用特別醸造本題の前に、、、 KADOLABO 016 Wild FestaとKADOLABO 017 Brain Damned はISEKADO 27周年のイベントに出店するために醸造した特別なビールです。 そのコンセプト説明を最初にさせてください。 KADOLABOは2023年7月のローンチ以来、ISEKADOではできないものづくりに取り組むブランドとして大瓶・小規模生産という方法でビールをリリースしてきました。 当初は、面白いビール・こだわったビールを楽しむ経

          KADOLABO 016 Wild Festa

          KADOLABO コラム 第一回 「野生酵母について」

          KADOLABO Note コラムについてKADOLABO Noteでは、商品紹介に加えて、月1回 醸造にまつわるコラムを投稿します。 このコラムでは普段の商品企画書には書ききれない、より一層マニアックな情報を書いていく予定です。ISEKADOが好き、KADOLABOが好き、あるいは醸造に深い興味がある、という方にとても読みごたえのある内容となる予定です。 これまで語ってこなかった僕らのコアとなるような技術・醸造エピソードもオープンにお話していこうと考えています。 ビールの

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          KADOLABO コラム 第一回 「野生酵母について」

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          KADOLABO 015 Marginal Ⅳ

          緒言Marginalシリーズはビールとワインの境界を探求する取り組みとして位置づけている。4作目となる今回は、ロゼワインにインスパイアされたセゾンを醸造した。 ロゼワインは、赤ワインと白ワインの中間に位置する、ピンク色を持つワインの一種。その製造方法にはいくつかのアプローチがある。一般的な方法は、「セニエ」または「ドレナージュ」として知られるものだ。これはブドウの果皮と果汁を赤ワインの醸造法に比べて短い期間、一緒に浸漬させ、果皮から色素を抽出する手法である。浸漬期間が短いこ

          KADOLABO 015 Marginal Ⅳ

          KADOLABO 014 Take a Hop on the Wild Side

          諸言ホップ(Humulus lupulus)は、ビールの製造において香りや苦味を付与するために利用される植物の花である。ホップの雌花には、ビールの風味や香りに影響を与える成分であるホップオイルやビタミン類、アルファ酸が含まれており、これらが醸造過程で重要な役割を果たす。また、抗菌作用もあり、ビールの保存に寄与する。 ホップは北半球においては、8月から10月にかけて成熟し、収穫が行われる。近年、収穫されたてのフレッシュなホップを使用したビールの醸造が盛んに行われている。”Fr

          KADOLABO 014 Take a Hop on the Wild Side