上達への道:トップチームから盗む小学生・中学生向けの技と習慣

はじめに

パリオリンピックにおけるバスケットボール男子決勝はフランス対アメリカとなっており、アメリカが5大会連続17回目の優勝をしました。オリンピックほどになると技術そのままでは参考になる部分が少ないように思えますが、細かいところを見ると決してそんなことはなく世界のトップから見習うべき習慣はたくさんあります。小学生や中学生がトップチームから学ぶことができる習慣として、以下の10個のポイントを挙げます。


1. コート内で積極的に声を出す

コート内でのコミュニケーションは、チームワークの基盤です。仲間に指示を出したり、声をかけたりすることで、プレーの質を高めることができます。

2. トランジションの切り替えを早くする

攻守の切り替えを素早く行うことで、相手に隙を与えず、試合の流れをつかむことができます。これは、体力と集中力の鍛錬にもつながります。

3. 基本スキルの徹底

トップチームは、基礎スキルを非常に高いレベルで維持しています。パス、ドリブル、シュートの基本動作を反復練習することで、安定したプレーが可能になります。

4. ディフェンス時の手の使い方

相手の動きを制限するために、ディフェンス時の手の使い方や足の位置取りをしっかりと学ぶことが重要です。トップチームは常に手を動かし、パスコースやシュートを妨害しています。

5. ワンマン速攻されても諦めずに追いかける

アメリカやフランスといった世界でもトップクラスのチームでもスティールされいわゆるワンマン速攻に持っていかれるシーンは幾度となくあります。その際、スティールされた側は決して諦めることなく、全力で追いかけてできるならさらにスティール、ブロックショットというようにワンマン速攻されても背後からプレッシャーをかけ続けることをやめません。

6. ショットセレクションの意識

トップチームは無理なシュートを避け、成功率の高い場面でシュートを打つ習慣を持っています。自分の得意な場所やタイミングを見極めることが重要です。

7. リバウンドへの積極的な参加

オフェンスでもディフェンスでも、リバウンドを取るために積極的に飛び込むことが習慣づいています。リバウンドは試合の流れを左右する重要な要素です。

8. プレイ中の集中力

トップチームは試合中常に集中しています。自分の役割を理解し、状況に応じて迅速に対応することができるよう、集中力を高める練習を取り入れましょう。

9. 自主的な練習

トッププレイヤーは、自分の弱点を補うために自主的に練習を行います。コーチから指示されなくても、自分で課題を見つけ、それを克服する努力が求められます。

10. フェアプレイ精神

最後に、トップチームが持つスポーツマンシップを見習うことが重要です。相手を尊重し、ルールを守り、フェアに戦う姿勢を持ち続けることで、バスケットボールの楽しさと学びが深まります。

さいごに

ダンクシュートや華やかなアシストは簡単には真似をすることはできませんが、世界のトップチームからも見習うことができる習慣や事柄はたくさんあります。
これらの習慣を実践することが一つでも増えていけば、もっと良いチームになっていくことができます。

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