JBA B級コーチ講習会(day2)

JBA B級コーチ講習会(day2)

JBA B級講習会2日目です。ほぼ昨日と同じところで足踏み状態です。
1日目はこちら

 ゴール設定がいかに重要となるのか。練習の目的そのものは何かプレーができるとかできないとか。成功した成功しなかった。ということではなく、
与えられたゴール(何らかの目標)に対して、どのようにアプローチをしたのか、どのような工夫をしたから達成できた、または何らかの理由があり達成できなかったのか。それはどのような原因なのか。よいプレー(Good)をするためにどのようなことを考えるのか。良くなかったプレー(Bad)をどのように修正(Next)していくのかを、選手側が考えることができるような道筋(練習構成)をつけるのか。
ということのさじ加減が非常に難しいです。
 
Technique と Skill
の違いを事前に整理し、選手と共通認識をしておくことが重要。
Techniqueは物理的なタスクを実行できる(例:BTLができる。プルアップジャンパーが打てるなど)。ことであり、Skillは相手がいる状態でかつ、判断を必要とする状況下でパフォーマンスを発揮できること。
すなわち、状況を「認知」して、最善のプレーを「判断」することができ、そのtechniqueを「実行」できる。と言い換えることが可能。
 
ゴール設定が簡単すぎてもすべて成功してしまうため、どのようにアプローチしたから達成することができたのか、失敗した場合にどこに原因がありどう修正しうることが考えられるか。というフィードバックを問いかけることができなくなるため、本当にゴール設定とおこなうための構造を、しっかりと考えないと、ただ単に「練習しました」という状況に簡単に陥ってしまいます。
 
計画を立てその準備をする。
言葉にするとなんてことない当たり前のように見えますが、その具体性と精密さがゴール設定を達成するための良い練習につながっていくことが、容易に想像できます。
ジョン・ウッデンの言葉を借りると“準備の失敗は、失敗の準備である”。
前進プランニング、逆算プランニングを交互に行き来して、必要なことの精度をあげていく。
 
なってほしい姿を想像し、そこへ到達するために必要なゴール設定をし、そのための練習方法を考える。この流れがなかなかうまくストーリーを構築することができない。むずかしい。


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