バスケットボールがうまくなる方法を、うまくならない方法から考える
たとえばあなたから見て「上手だな」と思う選手がいたとして、質問してみます。「どうやったら上達しますか?」と。
おそらくさまざまな選手から、さまざまな答えがきっと返ってくることでしょう。選手の身長体重性格その他たくさんの要素が、上達するために関わってくる要素となるからです。他人が行っていることをそっくりそのまま練習をしても同じようには上達しない可能性は非常に高くなります。
ではどのようにすれば上達するのか?それが分かればみな苦労しませんが、少しでもヒントは欲しいものです。上達する方法は人それぞれかもしれません。が“上達しない方法”はおそらく同じようなことになります。
シュートを上達したい選手が、
・シュート練習の本数がほとんどない
・普段ショットしないようなところから練習する
・力任せにボールを放り再現性がない
ドリブルを上達したい選手が
・単調なリズムのドリブルだけ練習する
・利き手だけ練習する
・足を動かさずその場だけのドリブルを練習する
・ドリブルを始めると仲間を見ずにボールを見て練習する
そもそも上達したい選手が
・ハードワークに練習していない
・コーチの言っていることと違う練習をしている
・試合を意識した練習を行わない
・仲間がどのようなプレーが好きなのか興味がない
・ましてや自分がどのようなプレーができるのかを理解できていない
・仲間の悪口をいう
・チームで戦っているはずなのにベンチで静かにしている
そのほかにも
・普段時間を守らない
・遅くまで起きて睡眠時間が短い
・3食を不定期に食べ、栄養も考えない
・さまざまな人に対して敬意をはらわない
・テレビでバスケットボールの試合を見ない
・家にバスケットボールがない
きっとほかにもたくさん“上達しない方法”は見つかると思います。
そして“上達しない方法”をたくさん思いついた時には、“上達する方法”にも気が付くことかできるはずです。