逆日歩を初心者にもわかりやすく解説
株式の信用取引で登場する用語に逆日歩(ぎゃくひぶ)があります。
制度信用で売りを行ったときに、発生すると払わなければいけない嫌いなコストですね。
ネットで調べてもわかりずらいと思っておられる方も多いと思いますので、わかりやすく解説したいと思います。
お金やものを借りたらお金を払う。
お金やものを貸したらお金をもらう。
当たり前ですよね。
金利は年何%と表示されます。
日歩は〇銭〇厘〇毛と表示されます。
金利年利1%
日歩50銭
単位表示・考え方が年単位か日単位かの違いです。
日歩とは一日当たりの金利の割合です。
逆日歩とは日歩の逆です。
日歩=金利 借りる人が払う 貸す人がもらう
逆日歩=逆金利 借りる人がもらう 貸す人が払う
どちらもお金やものを借りる、もしくは貸すときのレンタル料です。
逆日歩の具体例
今月株主優待権利付き銘柄
#すかいらーくHD (3197)
17,000円の優待券を取るために、すかいらーくHD株式を権利付き最終日に1,000株制度信用で売り建てた場合。
(優待クロス一般信用売りの在庫が確保できないようなケース。)
支払い逆日歩
・品貸料率0.05円の場合50円
・品貸料率20円の場合20,000円
逆日歩が発生し、料率が高いと優待以上のコストになってしまうケースも。
こういったことはできるだけ避けたいところですが、逆日歩は事前にはわかりません。
SMBC日興証券で予想ツールはあります。
逆日歩予想ツール
逆日歩予報のご案内|日興イージートレード (smbcnikko.co.jp)
品貸料率の発表は貸借取引申込日(約定日)の翌営業日午前10時40分。
日本証券金融公庫のホームページで確認できます。
日本証券金融株式会社|貸借取引情報 (taisyaku.jp)
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