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思い出に残るありがとうカード〜メンバーの声編(2)

この記事は、Kacotam × 寄付月間2024の記事です。

あすかの森拠点のコーディネーターである「しょう」が、ありがとうカードの思い出を語ってくれました。

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普段、江別のあすかの森で活動している しょう です。

Kacotamのスタサポ(拠点型学習支援)では毎回、学習終了後に担当の子どもにありがとうカードというその日の担当した子どもへのメッセージを書きます。それに関するほっこり?とした印象に残るエピソードを紹介します。

先日、札幌市のひとり親家庭支援LINEでスタサポが紹介されてからスタサポの利用者が急に増えました。
そのため、メンバーの不足もあり札幌の拠点の方に何度か助っ人メンバーとして行きました。

初対面の小学生を担当したとき、一緒に漢字の勉強をしたんですが、どうやら似たような漢字が覚えられなかったり、テストで全力を出し切れなかったり、漢字の勉強の仕方がわからなかったりで困っていた様子だったんですよね。

そんな中で、彼に合ってなおかつ、家での勉強にも繋がるような方法を模索して時間を過ごしました。3つ程考え出して伝えたのですが、忘れないようにありがとうカードに書いて欲しいと言われたので今日のメッセージに添えて沢山書きました。例題なんかも含めて。

それでその日は終わったんですが、2週間後にまた助っ人として行ったときに、その子の担当ではなかったものの顔を合わせました。

2週間前に1回しか会ってないのに顔と名前を覚えてくれていたようで、スタサポの終了時間の帰り際に私を呼んでリュックを開け、ファイルからありがとうカードを出して見せてくれたんです。
まだ、持っているのを見せてくれるかのように。。。

もらったありがとうカードをどうするかはもらった本人の自由ですが、ここまでありがとうカードを大事にしてくれているのは3年活動していて初めてで、何ともしみじみと嬉しく思いました。

他にも彼から勉強をする楽しさ、幸せを教えてもらってもらって私自身が勉強したスタサポでした。

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