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長く着られる振袖?②
畳の上にずらっと並ぶ仮絵羽の振袖。100枚は軽く超えていたでしょうか。
店員さんに、「将来、袖を切っても着られるデザインを探しています。」と伝えると、そもそも袖を切ることを前提としたものは少ないらしい。
あっても濃い色無地で、帯やヘアスタイルで個性を演出したりと私にはハードルが高そう💦
(最近は無地も人気ですよね〜!)
で、沢山ある着物の中から好きな雰囲気を伝え、且つ地味目なものをピックアップして頂いたのです。
将来のことなんて分からないのに、「袖を切って、長く着られそうなデザイン」…母の圧と縛りを感じながら選んのがこちら。
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帯もなかなか…🤩
成人式当日。
いつもお世話になっている美容室でヘアセットと着付をして頂き、町の写真館で撮影した後は会場へ。
懐かしい顔がちらほら、笑顔で再会を喜び合いました。
当時は総柄が流行っていたので、やはりシンプルな方だったとは思います。
それでも初めて自分の着物を誂えてもらい、祖父母も喜んでくれて、華やかで幸せな一日でした。
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紫がかったピンクは木槿色(むくげいろ)に近いかな?
ただ一つ…。
当時から化粧が苦手でノーメイクだったのです。
美容師さんからは、「写真撮影の時、着物に負けてしまうから、せめてファンデーションだけでも…」と心配して下さったのに頑なに拒否。
仕上がった写真は、着物が反射板となり?寝起きの様なボヤけた顔が浮き上がって見えました。
お化粧しなかったことを今でも後悔しています。(笑)
③へ続く。。